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ヒロイン-39- ページ41

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「うむ。では聞くが何故てめぇが隣だ」

「相変わらずだね、Aは」


ご飯を食べるとき唯が隣に来た。兎に角ウザいぞコイツは。

「ねー、福川ちゃんは捺くんよりAの事知ってるのー?」


前の席に座っている及川先輩が唯に聞く。マジでやめてほしい。コイツ天然だから、ベラベラ喋りそうで怖い。


「あったり前ですよ、小学校、中学校時代のあだ名や黒歴史など勿論、泣き顔やぶり切れた時の顔とか...照れた顔とか!」

「ぶっ飛ばすぞ」


もうマジで嫌だ。どや顔で言う唯はマジで嫌だ。止めてくれ。


「へー、どんな子だったの?」

「THE、おか、」

「わーわーわーわー!!!」


私は唯を揺らしながら遮る。あーもー、マジでぶん殴りたい。ちょっと泣きたいわ。


「丘?」

「...おかあさん」

「そうで、」

「あーもー。てめぇふざけんじゃないよ!」

「A顔真っ赤だよー?」

「知ってるっての!」




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作者名:雛月 | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年12月27日 23時

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