ヒロイン-36- ページ38
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「......なんすかこれ」
外には色んな人の屍。アッ、走ってたのね。頑張り過ぎてバテたのね。
ほっとくけど。←
だってまだ休憩時間じゃあないからね!←
さてと、ドリンク作ろうかな。そう思いながら音駒の方へ行くと研磨が休んでいた。
「大丈夫?」
流石に可哀想と思い濡れたタオルを差し出す。
「....巻き込まれた」
「あぁ、ドンマイ」
意地でも張り合ったのだろうと思いながら研磨の隣に座りスマホを弄る。
「何やってんの」
「黙ってハイチーズ」
カシャとsnowで写真を撮る。猫...ぬこ...研磨は天使過ぎる。←
「変態」
「ああああっっ!!!可愛いっ!可愛い過ぎるうううう!!!!!!」←
顔を赤めて言う研磨。襲っちゃっていいの!?襲っちゃうよ!?
「......A」
「へ...」
ビックリしているとカメラの音がした。スマホを見ると俺と俺の鎖骨に噛みつこうとしている研磨が写っていた。
「!?っ!?」
「甘く見ないでね」
研磨はそう言って笑うと皆の所に走ってった。
ご馳走さまです。←
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作者名:雛月 | 作者ホームページ:
作成日時:2016年12月27日 23時