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ヒロイン-14- ページ16
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「あの、日向翔陽です！」
「へ〜。で、なにか話あるの？ヒナ烏くん」
「ヒナ烏くんじゃない！」
適当にヒナ烏くんの話を適当に聞き流しながらご飯を食べる。
捺、大丈夫かな...
「で、Aはバレー好きなの？」
...Aって呼ばれた。(うれしい)
「...。好きだよ」
「......っ！」
無意識に微笑んでいたみたいだ。ヤバイヤバイ、俺可愛いからみんなときめいちま((
スミマセン。調子に乗りました。←
「A、練習手伝え」
「えっ!?まだ食べてな...」
「食べきれねぇだろ」
「よく知ってるね。
じゃあねヒナ烏くん」
「あっ、ちょっ...」
日向に別れを告げて捺と一緒に体育館に行く。
「むー。じゃあ教えるよ？」
「......やっぱ、良いや」
「へ......」
捺はどこかイキイキしていた。なに......嬉しいんだけど。格好いいんだけど。
キュンきた。←
「見つけてやるよ。秘密」
「ふふっ、頑張れ」
私は赤くなった顔を誤魔化そうとバシッと捺の背中を叩いた。
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作者名：雛月 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年12月27日 23時
