鬱先生研究会 視点無 ページ24
トン「大先生、もう10日ぐらい書類の期限守ってるやん。やればできるやん。」
鬱「せやろ！ふーん！！」
ゾム「大先生近距離技上手いんやってなぁ！今度俺ともやろうや！」
鬱「ええよ！楽しそうやな！」
エミ「この前の資料ありがとうございました！大先生英語得意やってんやな〜」
鬱「あぁ、あれぐらいええよ！またなんかあったら言って！」
グル「この前のレポート手伝ってもらって悪かったな。助かったぞ！」
鬱「そりゃ良かった！無理せんとな〜」
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コネ「と、いう具合である。如何だと思う？シャオロン副議長。」
シャオ「え、俺なんや…まぁ、いいと思いますけどね。この前より俺らの負担減ったし。」
とある会議室には、鬱先生研究会と称された会に何人かの幹部が集まっていた。
どうやら、最近の鬱先生にコネシマは危機感を覚えているらしい。
トン「ちゃんと仕事するようになったからええと思うけどな…ってなんで俺も呼ばれてんの…」
コネ「いや、いかん。大先生は尖ってこそのクズだ。今の大先生は大先生であって大先生ではない!!!!!!」
机をバンと大きく叩き熱弁するコネシマに対し、他のメンバーとはかなりの温度差があるように見える。一人は牛丼を食べているし、一人はゲーム機を持ち集中している。
コネ「あぁ……大先生はなんでこんなに変わってしまったんや…最近は鬱オーラ全然放ってないし、煽っても軽くあしらわれるし…煽りがい無いやんけ…」
ゾム「最後のが一番きてるやろ。てか最近の大先生ほんま楽しそうよな。」
ゾムの一言にはその場に居る全員が頷く。
猫背でだらしなく歩いていた鬱は、最近では背筋を伸ばし楽しそうに歩いている。
シャオ「あれじゃない？最近大先生誰かと電話してるみたいやし。それで元気になってるんちゃう？」
ゾム「シャオロン盗聴してんの？」
シャオ「してないわ！！たまにコネシマかって思うくらいでっかい声で話してる時あるから聞こえんねん。俺、部屋隣やし。」
シャオロンがそう言うと、隣からﾋﾋﾋという不気味な声が聞こえてくる。これは…
ゾム「へぇー夜とかにやってんの？」
シャオ「え？うん。11時とか12時くらいに」
ゾム「ふーん。ありがと。」
その場に居るメンバーは悟った。
またなんかする気だな、と。
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掛け軸(プロフ) - 嶺緒さん» 気づくのが遅くなってしまいすみません。面白いと言って貰えると、こちらとしても嬉しい限りです。コメントありがとうございました！ (2019年1月6日 14時) (
レス) id: c19dec969c (このIDを非表示/違反報告)
嶺緒(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても面白い作品でした…！！次回も楽しみにしています！ (2019年1月5日 17時) (レス) id: 27af552c6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：掛け軸 | 作成日時：2018年11月10日 18時
