Chapter：４６ ページ47
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まさの言葉の後、会場は盛大な拍手に包まれた。
私はまた、更に号泣して、隣に居た祐希や、藍くん、西田くんが、これでもかってくらい私を何故かバグした。
その光景がしっかりスクリーンに映って、どよめきが起こるかと思いきや、「推したち最高でーーす！！」なんて誰かが叫び、それに続いてどんどん歓喜の言葉で溢れた。
「このまま、良ければご兄妹、一緒にどうでしょう！？」
なんて、何でか私は3人にそのまま背中を押されてしまい、インタビューされていた、まさの隣に立たされた。
バボちゃんも着いてきて、まさの隣に立つ私に、横からギュッと抱き付いてくる。可愛い、可愛いすぎて涙引っ込む(引っ込まない
目の前には多数のカメラマンが集結してきて。
あぁ...懐かしいなぁ、なんて。
「お待ちかねの関田兄妹、ついに揃いました！！本当に、お2人は素敵で愛溢れるご兄妹ですね。Aさん、会場の皆さんに一言お願いします」
私がこの場に居ていいのか、また不安にはなったけど。
まさが隣で、笑っててくれたので、どこか、安心した。
『...また、この場に立てたこと、大変嬉しく思います。そして、このチームで共に戦う事が出来たこと。皆様の前で、パリへの切符を獲得出来たこと。本当に、この上ない幸せです。....本当に、ありがとうございました！最高でーす！！』
会場は、歓喜の渦に、再度包まれた瞬間だった。
ーーー
ーー
アメリカ戦には、次回を見越してのスタメンで挑んだ日本。
若者達が、先輩達の背中を見て育ち、その吸収してきた力を、存分に発揮出来た試合となった。
結果として惜しくもセットカウント2-3で負けてしまった、が。
日本は強豪アメリカに対しとにかく諦めずに攻め切った試合となり、また更に、日本の名を、世界に轟かせた。
この日を持って、2023年の男子バレー日本代表シーズンは、幕を閉じた。
次は2024年、パリオリンピックを目掛け、日本は更に躍進していくこととなる。
祐希がイタリアに旅立つまで、後数日。
寧ろ、代表が終われば直ぐにイタリアのチームに合流するのは、当たり前のことで。
私は、密かに。
密かに、ずっと考えていた事が、ある。
祐希は今、私の東京の家に遊びにきていて。
2人でゆっくり、おうち時間を過ごす。
『あのね、祐希』
「ん？...あ、待って。俺から言わせて？」
祐希は、また、優しく微笑んだ。
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こめお(プロフ) - だっちゃん。さん» 全然です！宮浦選手めちゃめちゃ可愛かったです！笑ありがとうございます！本当に連載お疲れ様でした！ (10月23日 22時) (
レス) id: 121e674881 (このIDを非表示/違反報告)
だっちゃん。(プロフ) - こめおさん» こめおさんありがとうございます！！番外編を書きましたがご希望通りになかなか進めれず申し訳ございません.... (10月22日 20時) (レス) id: ff3705be26 (このIDを非表示/違反報告)
だっちゃん。(プロフ) - けるさん» けるさんありがとうございます！！何とか毎日更新から無事に完結することが出来ました！！もし次回作思いつけば頑張ります！！！！ (10月22日 20時) (レス) id: ff3705be26 (このIDを非表示/違反報告)
こめお(プロフ) - だっちゃん。さん» 完結おめでとうございます！番外編楽しみにしています！！！ (10月21日 14時) (レス) id: 121e674881 (このIDを非表示/違反報告)
ける(プロフ) - 毎日 更新されたかな？と楽しみに待ってました！完結おめでとうございます！楽しく読ませていただきました！また楽しみにしてますね！ (10月21日 12時) (レス) @page49 id: 1fd309d1cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だっちゃん。 | 作成日時：2023年10月9日 21時
