Chapter：３５ ページ36
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ミニゲームは何回か行い、その度にメンバーも変わる。メンバーは固定せずに、誰でも柔軟に対応できるように、とのこと。本番でも主なメンバーは一緒でも、ピンチサーバーやアウトサイドは変えていくことが多いだろうし、大切な練習でもあるだろう。
ドリンクの準備も終わって、2回目のミニゲームが終わり、コートに入っていた選手達が戻ってくる。監督の声を届けながら、準備しておいたドリンクを選手達に渡す。
「ありがとう、Aちゃん。もう気付けばマネだね」
『あはは、坂本さんの足元にも及ばないお手伝いさん的な』
「寧ろ確実にマネです」
山内さんが優しそうに笑う。
因みに山内さんは、まさがパナの時の同期でもあったし、まさとも仲がいいから、私の事もよく気にしてくれていた。バレー経験が浅かった山内さんも、今となってはパナのキャプテンで、代表でもチームに必要不可欠な圧倒的なミドル陣。常に全てを吸収して成長していく山内さんは、本当に凄いし尊敬する。
このチームには、尊敬出来る人しか居ない。
本当に、凄いチームだと思う。
「関田さん、お疲れ様」
『祐希さん、お疲れ様です』
祐希さんもコートから戻ってきて、ドリンクを渡すと笑顔でお礼を言われる。
...何となく、あれから祐希さんは更に優しい表情をされるようになった。もう、壁なんて一つもないような、ストンっと、私に寄り添ってくれるような、そんな、感じ。
...自意識過剰かもだけど。
それに、だ。
祐希さんを見ていると、なんか、こう、心臓を潰されそうになる。(?)
「あ、関田さん、髪に糸くず付いてる」
『あ、すみません、このへんです？』
「んーん、このへん。取るね」
祐希さんの細い指が私の髪をすくって、糸くずを取ってくれた。
前にも頭を撫でられたことがあったけど。
その時と、また、違う、感覚。
心臓が、潰れそうに、なる。
「...あ、ごめん、触られるの嫌だった？」
『え、いや、えっと、嫌じゃ、ないです』
「それなら、良かった。関田さんの髪、柔らかいね」
『......』
また、再度、髪をすくう、祐希さん。
優しい瞳と目が合って、また、息の仕方を忘れ、た。
「あのー、2人の世界に入らないで下さる？」
『っ？！？！』
「関さん、邪魔しないでよ」
「だってお前達だけオーラが違う」
『....っ？！？！』
顔が、ボッ、と、熱くなるのが、分かった。
ダメだ、気付く、な。
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こめお(プロフ) - だっちゃん。さん» 全然です！宮浦選手めちゃめちゃ可愛かったです！笑ありがとうございます！本当に連載お疲れ様でした！ (10月23日 22時) (
レス) id: 121e674881 (このIDを非表示/違反報告)
だっちゃん。(プロフ) - こめおさん» こめおさんありがとうございます！！番外編を書きましたがご希望通りになかなか進めれず申し訳ございません.... (10月22日 20時) (レス) id: ff3705be26 (このIDを非表示/違反報告)
だっちゃん。(プロフ) - けるさん» けるさんありがとうございます！！何とか毎日更新から無事に完結することが出来ました！！もし次回作思いつけば頑張ります！！！！ (10月22日 20時) (レス) id: ff3705be26 (このIDを非表示/違反報告)
こめお(プロフ) - だっちゃん。さん» 完結おめでとうございます！番外編楽しみにしています！！！ (10月21日 14時) (レス) id: 121e674881 (このIDを非表示/違反報告)
ける(プロフ) - 毎日 更新されたかな？と楽しみに待ってました！完結おめでとうございます！楽しく読ませていただきました！また楽しみにしてますね！ (10月21日 12時) (レス) @page49 id: 1fd309d1cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だっちゃん。 | 作成日時：2023年10月9日 21時
