Chapter：３３ ページ34
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藍くんとカフェに入って数十分、目の前に運ばれてきた和風スパゲッティに、ついヨダレが出そうになる。
だって、ほら。この数日感ほとんどコンビニ飯だった。もう料理作る暇も惜しくてコンビニで買いためて、それを食べながら仕事に没頭。なので、久々にこう、手作り感のあるご飯。
「あはは、Aさん飯に飢えたウサギみたい」
『...いや、は？ウサギ？』
「うん、ウサギ。ちっちゃいから」
『....165cmなんですけどぉおお！！！』
祐希さんにも言われたけど私小さくないし！！世間一般的に女性の165cmはデカい方だし！！君達がデカすぎるだけなんだけど！！
なんて言えば、鼻で笑われた。
くそー、皆さん、�盒桐�はこんな奴なんですよ。次世代のプリンスなんて呼ばれてますけど、柳田さんは中身もしっかりプリンスだった！藍くんは鬼です！
とりあえずスパゲッティを口に運ぶ。うぬ、美味しい。
藍くんはエッグベネディクトを召し上がっている。...食べるものまでお洒落ってなんなの？罪なの？
「そんな熱い視線向けられたら、藍照れちゃうよ」
『いやー、キザな男だなーって』
「え、褒めてます？」
『多分褒めてはない』
藍くんは、意地悪そうに笑った。
...藍くんと話していると、なんて言うか、本当に実の弟が出来たような、感覚だ。何にも気にせず冗談も交えながら話す事が出来る。こんなに仲良くなれるなんて、思ってもみなかったけれど。
「あ、Aさん」
エッグベネディクトをいつの間にか食べ終えた藍くんが、アイスコーヒーを飲みながら、私を見る。
「俺ね、好きな人が居るの」
...え？
『...え、え？そうなの？！』
「うん。でも、多分叶うことはないかなーって感じ」
『えっ、藍くんほどイケメンが叶わない恋って何？！』
「イケメンなんて照れちゃうなー。ま、叶わないってことは、そう言うこと。相手にはきっと好きな人が居て、俺の出る幕なんて、ないんだと思う」
いきなりの爆弾発言にびっくりした、けど。
叶わない恋なんて、なんか寂しいけど。でも、すっかり分かりきっているのか、どこかスッキリしている藍くんの表情を見ると、少しは安心というか、なんというか。
『お姉さん何も出来なくてごめん』
「あはは、聞いてくれただけでも助かりました。ありがとうね、Aさん」
藍くんは、少し眉を下げて、笑った。
「(だって、祐希さんには、敵わない)」
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こめお(プロフ) - だっちゃん。さん» 全然です！宮浦選手めちゃめちゃ可愛かったです！笑ありがとうございます！本当に連載お疲れ様でした！ (10月23日 22時) (
レス) id: 121e674881 (このIDを非表示/違反報告)
だっちゃん。(プロフ) - こめおさん» こめおさんありがとうございます！！番外編を書きましたがご希望通りになかなか進めれず申し訳ございません.... (10月22日 20時) (レス) id: ff3705be26 (このIDを非表示/違反報告)
だっちゃん。(プロフ) - けるさん» けるさんありがとうございます！！何とか毎日更新から無事に完結することが出来ました！！もし次回作思いつけば頑張ります！！！！ (10月22日 20時) (レス) id: ff3705be26 (このIDを非表示/違反報告)
こめお(プロフ) - だっちゃん。さん» 完結おめでとうございます！番外編楽しみにしています！！！ (10月21日 14時) (レス) id: 121e674881 (このIDを非表示/違反報告)
ける(プロフ) - 毎日 更新されたかな？と楽しみに待ってました！完結おめでとうございます！楽しく読ませていただきました！また楽しみにしてますね！ (10月21日 12時) (レス) @page49 id: 1fd309d1cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だっちゃん。 | 作成日時：2023年10月9日 21時
