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Chapter:21 ページ22

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あれからバスでホテルに向かったのだが、私はコーチ陣達と一緒のバスのはずが、藍くんが「Aさんはみんなとね!!」なんて言うもんだから何故か流れで選手達と一緒のバスに乗った。

そしたら次は誰が隣に座る問題が勃発して、いや、1人で直ぐ降りて誘導できる様に1番前に座りますなんて言ったら、「だめ!」「関田さんはみんなの隣!!」なんて意味分かんない事皆さん言い出して、「おっしゃ隣座れるジャケンしよ」「先ず既婚者はダメ絶対!!」「ミドル陣はみんなデケェから関田さん潰れるからダメ絶対!!!」て、何かもう、此処は男子高校生の集まりか何か??なんて思って。



そして、色々嵐があった後に結局落ち着いたのは、「関田さんと同い年だしチビなんでお隣頂きまーす」と勝ち誇った顔をした、小川さんが隣に座ってくれた。



「ごめんね。飢えてる人達ばっかりで」

『いや、こちらこそ、何かすみません....小川さんに無理に座って頂いた様な感じで逆に申し訳ないです...』

「えー、な訳ないじゃん!パイセン達を差し置いて関田さんの隣に座れるなんて光栄です。あ、通訳とっても分かりやすくて助かりました、ありがとう。そして俺達同い年だと思うから、タメでいいし、小川でいいよ」

『あはは、そう言ってもらえるの嬉しいです。うん、宜しくね、小川くん。私の事も別にさん付けとかしなくていいよ』

「おー、りょーかい。因みに俺、関田の事めちゃくちゃ高校の頃すげぇなーって思ってたんだよね。何か有名人に会えちゃった気分」

『何かちょっとお恥ずかしいですけど...ありがとう。もはや今じゃ小川くんはスーパー有名人じゃん!ファンクラブとかもあるんでしょ!調べましたわよ!!』

「まー、俺だし??関田も入会していいよ」

『いや、せんわ』

「なんでやねん」




なんて、小川くんとは波長が物凄く合うのか直ぐに仲良くなってしまった。

周りから、「くっ、小川許せぬ」「あいつ明日ペナルティ」なんて物騒な声が聞こえたけど、聞こえなかった事にしておこう。









ホテルに着いてからは直ぐに夕食となって、後は自由時間になった。ホテルにはジム?みたいなのも付いてるらしく、自由に使っていいみたい。

休養する人、トレーニングをする人と、様々なようだ。


私はホテルの部屋で、絶賛本職の方の仕事をしている。多分頑張れば、今日中には終わりそう。




そんな時、コンコン、と、ドアがノックされる音が聞こえた。




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こめお(プロフ) - だっちゃん。さん» 全然です!宮浦選手めちゃめちゃ可愛かったです!笑ありがとうございます!本当に連載お疲れ様でした! (10月23日 22時) (レス) id: 121e674881 (このIDを非表示/違反報告)
だっちゃん。(プロフ) - こめおさん» こめおさんありがとうございます!!番外編を書きましたがご希望通りになかなか進めれず申し訳ございません.... (10月22日 20時) (レス) id: ff3705be26 (このIDを非表示/違反報告)
だっちゃん。(プロフ) - けるさん» けるさんありがとうございます!!何とか毎日更新から無事に完結することが出来ました!!もし次回作思いつけば頑張ります!!!! (10月22日 20時) (レス) id: ff3705be26 (このIDを非表示/違反報告)
こめお(プロフ) - だっちゃん。さん» 完結おめでとうございます!番外編楽しみにしています!!! (10月21日 14時) (レス) id: 121e674881 (このIDを非表示/違反報告)
ける(プロフ) - 毎日 更新されたかな?と楽しみに待ってました!完結おめでとうございます!楽しく読ませていただきました!また楽しみにしてますね! (10月21日 12時) (レス) @page49 id: 1fd309d1cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:だっちゃん。 | 作成日時:2023年10月9日 21時

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