Chapter：２０ ページ21
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初めての練習参加、午後だけだったのであっという間に終わった。
何とか午前中に詰め込んだ情報を元に、監督の通訳を通して選手皆さんに言葉を伝える事が出来た。上手く伝える事が出来ているかは分からないけど、でも、選手一人一人、みんな本当にいい人で、「凄く分かりやすいです」とか、「ありがとう」ってちゃんと言ってくれて、何だかとても、嬉しかった。
皆さん、本当にフランクな人達ばかり、こんなポッと出の私に対して凄く優しくしてくれるし、色んな事を教えてくれるし、緊張なんてあっという間に無くなった。
...途中、�盒兇気�......じゃなくて、藍くんが話し掛けてくれたけど、あの子はある意味逸材すぎた。人に距離を詰めるのが上手すぎるというか。
気付けばストンッて、懐に入ってきた。
年下と分かっているからか、可愛いなぁ、と思う。
うん、失礼だなすみません。
練習が終わって、選手達はアイシングをしながら片付けに入っていた。
私も監督やコーチ達に今日の振り返りをさせてもらって、また沢山課題が生まれたので、明日までにしっかり勉強しておこう。(ホテルは私の部屋までおさえてくれているらしく、お言葉に甘えて合宿中はずっと同行させて頂くことになった)
私も床に座りながら辺りに散らかしていた書類をまとめたりと、急いで片付ける。急がなくてもいいんだけど、何となく。
あらかた書類がまとまったので鞄に詰めていると、上から「関田さん」と声が聞こえて、上を向く。
『あ、石川さん。お疲れ様でした』
「はい、ありがとうございます。関田さんも1日目お疲れ様でした。凄く、通訳分かりやすかったです。チームのみんなも、凄くやりやすそうで、関田さんがきてくれて本当に良かったです」
『そんな、恐れ多いです。...でも、石川さんにそう言われると、嬉しいなぁ』
本当に、そう思う。
あの世界でご活躍されている石川さんにそんな事言われたら、そりゃ、嬉しくてたまらない。最後に背中を押してくれたのは石川さんだし、本当に石川さんには感謝している。
この場にまた立つ事が出来たのは、勿論まさのおかげだけど、石川さんのおかげでもある。感謝してもしきれないほどに。
「...あの、俺も、タメ口とかでも、いいですか？」
『えっ！！私の方が下ですし、寧ろお願いします！！』
「良かった....、うん、これからも宜しくね、関田さん」
ふんわり、笑う石川さんの笑顔に。
私も堪らず、笑顔になった。
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こめお(プロフ) - だっちゃん。さん» 全然です！宮浦選手めちゃめちゃ可愛かったです！笑ありがとうございます！本当に連載お疲れ様でした！ (10月23日 22時) (
レス) id: 121e674881 (このIDを非表示/違反報告)
だっちゃん。(プロフ) - こめおさん» こめおさんありがとうございます！！番外編を書きましたがご希望通りになかなか進めれず申し訳ございません.... (10月22日 20時) (レス) id: ff3705be26 (このIDを非表示/違反報告)
だっちゃん。(プロフ) - けるさん» けるさんありがとうございます！！何とか毎日更新から無事に完結することが出来ました！！もし次回作思いつけば頑張ります！！！！ (10月22日 20時) (レス) id: ff3705be26 (このIDを非表示/違反報告)
こめお(プロフ) - だっちゃん。さん» 完結おめでとうございます！番外編楽しみにしています！！！ (10月21日 14時) (レス) id: 121e674881 (このIDを非表示/違反報告)
ける(プロフ) - 毎日 更新されたかな？と楽しみに待ってました！完結おめでとうございます！楽しく読ませていただきました！また楽しみにしてますね！ (10月21日 12時) (レス) @page49 id: 1fd309d1cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だっちゃん。 | 作成日時：2023年10月9日 21時
