【進撃の巨人】未来永劫1───偶然と必然─── (ページ3)

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私の発言にエルヴィンは黙り込んでしまった

いや、違う

エルヴィンのことだ

頭の中で何か考えているはず

凡人には思いつかないような案を……

エルヴィン「分かった。サリーは明日の外壁調査に参加しなくていいことにする」

サリー「本当にいいの!?」

エルヴィン「その代わり、リヴァイとハンジには絶対に言うなよ」

サリー「あ───、言ったら質問攻めに合いそうだもんね」

あの2人はやたらと過保護だからね……

私にとってリヴァイとハンジは

まるでお兄ちゃんとお姉ちゃんみたいだ

ハンジは私のことを恋人って言ってるけど……

サリー「ありがとうね、エルヴィン」

エルヴィン「まぁ、何もなければサリーに雑用を頼むことになるけどな」

サリー「えっ………」

………雑用？

まぁ、そんなに大変なことではないよね？

エルヴィン「期間は次の外壁調査までだ」

サリー「それって、どっちにしても私には重労働が待っているってことになるよね？えっ？それは嫌だ…」

エルヴィン「いけるよな？」

サリー「はい、頑張りマス……」

はい、長期重労働確定

この世界に労働基準法とかないの？

あっ！

今の時点で調査兵団は労働基準法に違反してるか