私のはじめては全部、キミ。

20 ページ20

・




在全「そしてこの勝負、
双方の挑戦者の取り巻きにも褒美を進呈しよう。

勝者についていたもの全員、1人リング2個ずつだ。」









セイギ「なぜなんだよ！！」


ゼロ「ちょっと待ってください！選べるはずだろ、俺が誰と戦うか、どんな勝負をするか」








ゼロさんがおじいさんに反論しようとすると、
スーツに見を包む人達に腕を背中で留められていた


このおじいさんに、反論は許されない、？








在全「司祭者特権。強いていえば、前の鉄球ゲームでこのドリームキングダムを。すなわち、わしを舐め腐ったバツだ。」






舐め腐ったって、、、






在全「いいな、標。
できぬ場合は失格だ。」






そんなの、そんなの不利だ





失格か、自分の死をかけるか。

そんな決断を、まだ中学３年生の標に求めるだなんて……









標「A、連れてってもいいですか？」


「え、わたし？」








在全「あぁ。ゲームの控え室までならいいだろう」







え、……

思いかけないタイミングで自分の名前が出てきて、
それも何故か標について行くことになっている私





どうなってるんだ、、、







標「パン。」




さくら「あ、あぁ、」









おじさんが床に落ちているパンを標に渡すと、



「きゃ、」



急に視界が黒くなる

きっと、なにか袋が被されているのだろう








本当に標と所へ連れていかれているかわからないけど、私は誰かに押されつつ前へ進んだ





・

21→←19

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す