私のはじめては全部、キミ。

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在全「王のそばにいるものとはいえど、その本心は分からぬものだ。従順なふりをして最終的には裏切る気満々のブルートや、真の忠義者まで様々だ。」





在全「団体戦を用意したのは、まず小さな群れの王を自然発生的に生み出すためだ。そして、その王の決断に皆が命をかけてもいいそう思える真の王が現れる。」









在全「おるのぉ、王の可能性を感じるもの2人。
今ここに。」







2人、？









さくら「誰ですか、それは」









在全「標。そして、宇海零」



在全「みろ、その匂いがするから2人とも連れておるだろう。その実力に引かれた者達、取り巻きをそれぞれ5人ずつ」









確かに、おじいさんの言う通り。

標は、私を含めて5人取り巻きがいて、
ゼロさんも、5人。









セイギ「待てよ！取り巻きだったら俺っ、！」




もうひとつの群れ、
ヤンキーみたいな男の人が身を乗り出したけど、一緒にいる人に止められる









在全「貴様らはいつかは戦わなければならないふたり。ならその勝負、わしが買った。」







すると、標とゼロさんの足元に百円玉が転がった








在全「勝負しろ。標、ゼロ。
生存率25%のクウォータージャンプで。」








ゼロ「クウォーター、ジャンプ、？」





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