【銀魂】劇場版 メイド拾いました 〜紅桜篇〜

第百四十二話 ページ45

新八「Aさん。突然なんですが、目を瞑っててもらえませんか？」


『分かりました、瞑っておきますね』


そうすること３０秒


神楽「それじゃあ目を開けるアル！」


言われた通り、目を開けるとそこには「おかえり」と書かれた手作りケーキが置いてあった


三人「おかえりなさいA／さん！！」


いつの間に用意していたのだろうか。私なんかにここまでしてくれるなんて


『ただいまです！銀時様、神楽様、新八様！！』


私は、涙を忘れるほどの笑顔を振りまいた









それから数時間が経ち、神楽様も新八様もすっかり寝てしまった。私と銀時様はソファに座り、お茶をすすっていた


銀時「俺たちのサプライズはどうだった？」


『サプライズはダメですよ、泣いてしまいます』


銀時「この案は神楽と新八が出したんだ。何かしてあげたいって言ってな……よっぽど、好きみたいだぜ。コイツらも、俺も」


『私は幸せ者ですね。こんな経験、今までに無かったですから凄く嬉しかったです』


銀時「もう俺たちは家族みたいなもんだからな。何かあったらすぐ言えよ？絶対、捨てたりしねェから」


『銀時様、私…………』


銀時「ん？」


『銀時様のことが……………』


銀時「…………え、アレ？Aちゃん？」


突然喋らなくなったと思ったら、俺の肩にもたれかかって眠っていた


銀時「寝顔が可愛いけど、この後になんて言うか聞きたかったなァ」


せっかく寝たのに起こすのも可哀想なので、俺もそのまま寝ることにした



しかし、あの言葉の続きが気になってなかなか寝れなかったのはここだけの秘密

お知らせ→←第百四十一話

ラッキーキャラクター

坂田銀時

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す