第百三十九話 ページ42
銀時「んじゃ、話してくれや」
『はい、分かりました』
お妙様は先に帰り、私は今まであったことを話した。それはテーブルのお茶が冷めてしまうほどに
目が覚めたら知らない所にいて、突然花嫁になれと言われ、無理やりドレスを着せられて………
『うぅ………』
思い出しただけで手足の震えが止まらない
銀時「大丈夫だ、落ち着け」
そう言って銀時様は優しく私を抱きしめた。少しずつ落ち着いてきたので、また話し出す
その後の記憶が曖昧で、覚えていたことは高杉様と神威様が私を助けてくれたこと。もう少し遅ければ、私はあの阿呆という人と結婚していたそうだ。その後は高杉様の船に案内してもらい、銀時様と合流した
…………と、全てを話した
本当に二人には感謝しても感謝しきれない
『うっ、うぅ………怖かったです』
銀時「よく耐えたな………凄いぞA」
そう言って頭を優しく撫でてくれた
新八「ごめんなさい。あの時が僕が早くから気づいていたらこんな事にならなかったのに」
『そんな、新八様のせいじゃありません!悪いのは私なんです。私がもっと強ければ………』
銀時「はい、そこまでな。もう自分自身を責めるのはやめてくれや。今回は色々と不運が重なって起きた事だ。誰も悪かねェよ」
神楽「そうアル!だ、だからAも……泣き止む、ヨロシぃ………」
銀時「おめェも泣いてんじゃねェかよ!!」
神楽「泣いてないアルぅ!!ズビビッ」
新八「ギャアアア!僕で拭かないでよ神楽ちゃん!」
銀時「だァァァ!!うるせぇよお前ら!」
『ふふっ、やっぱり万事屋が一番ですね!』
懐かしい光景に私は心から笑った
三人「ッ!?」
突然、銀時様が石のように固まってしまった
『あ、あれ?どうしましたか銀時様?』
銀時「な、なんでもねぇ………今、こっち見んなよ」
そう言う銀時様は自分の顔をジャンプで隠した
神楽「久しぶりに見たからダメージがデカいネ」
新八「僕は今、生きていますか?」
『えっ、皆さんどうしたんですか!?』
神楽様はうずくまり、新八様は生存確認をしている
『何か変なことでもしましたでしょうか……』
きっと思ったことは同じだろう
三人「(あの笑顔は可愛すぎだろォォォ!!)」
Aに聞こえないように、心の中で叫ぶのであった
ラッキーキャラクター
坂田銀時
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スカイ(プロフ) - コメントありがとうございます!いい作品が作れるように頑張ります(^∀^)ゞ (2021年5月29日 15時) (レス) id: e7477f0e8b (このIDを非表示/違反報告)
白百合(プロフ) - アニメ的には2期の序盤って感じでしたよね?それなら私的には「芙蓉編」、タマさん登場回をリクエストさせて頂きます!!よかったらよろしくお願いします!!!これからも応援してます!! (2021年5月29日 13時) (レス) id: e2ef563d81 (このIDを非表示/違反報告)
龍 - 面白い展開になってきましたね!続きが楽しみです!河上万斉との絡みお願いしたいです! (2021年4月6日 7時) (レス) id: 532a2a29eb (このIDを非表示/違反報告)
ぐれむりん。(プロフ) - 神威カッコ良すぎやしやせん…?続き待ってます… (2021年4月6日 0時) (レス) id: ed6dd285e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スカイ | 作成日時:2021年4月3日 23時