第百三十五話 ページ38
『(銀時様………無事に帰ってきてくださいね)』
そう祈りながら走っていると、目の前に天人が現れて道が塞がれてしまった
天人「どこ行くんだい花嫁さん?」
『そこを退いてください。銀時様たちが作ってくれたチャンスを無駄にする訳にはいきません』
天人「そんなこと言うなよォ〜」
言っても聞かなそうなので、私は懐に忍ばせていた銃を取ろうとした。次の瞬間、
『っ!?』
誰かに腕を引っ張られ、船の中に引きずり込まれてしまった
『どうしてここに?………………高杉様』
高杉「よォ、待たせてすまなかったな………俺が来ない間に何があった。なんでこんなにボロボロなんだ」
腕を握る力が強くなった。もしかして怒っているのだろうか
『あはは。えと、色々ありまして………でも心配しないでください、怪我はありません』
高杉「そうか。まァ無事だったなら、それでいい」
『それより、高杉様も早く逃げた方がいいんじゃないですか?この船もいつ沈むか分かりませんよ』
高杉「確かにそうだな…………A、お前はアイツの所に戻るのか」
そう言う高杉様の目は少し悲しそうに見えた
『………はい、私はあの方の専属のメイドですので。でも、あの結婚式から助けてもらった事は本当に感謝しています。本当にありがとうございました』
高杉「あんなヤツに取られるなんざ、死んでもゴメンだからなァ」
『では、何かお礼します!何でもおっしゃってください。出来ることであればなんでもします』
高杉「……………なら、これでいい」
そう言って高杉様は、掴んでいた腕を自分の方へ引っ張った
目の前には高杉様の顔
そして、私の唇に何かが優しく触れた
触れたところは熱くなり、熱を帯びた
『ッ!?』
そう、高杉様が私にキスをしたのだった
ラッキーキャラクター
坂田銀時
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スカイ(プロフ) - コメントありがとうございます!いい作品が作れるように頑張ります(^∀^)ゞ (2021年5月29日 15時) (レス) id: e7477f0e8b (このIDを非表示/違反報告)
白百合(プロフ) - アニメ的には2期の序盤って感じでしたよね?それなら私的には「芙蓉編」、タマさん登場回をリクエストさせて頂きます!!よかったらよろしくお願いします!!!これからも応援してます!! (2021年5月29日 13時) (レス) id: e2ef563d81 (このIDを非表示/違反報告)
龍 - 面白い展開になってきましたね!続きが楽しみです!河上万斉との絡みお願いしたいです! (2021年4月6日 7時) (レス) id: 532a2a29eb (このIDを非表示/違反報告)
ぐれむりん。(プロフ) - 神威カッコ良すぎやしやせん…?続き待ってます… (2021年4月6日 0時) (レス) id: ed6dd285e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スカイ | 作成日時:2021年4月3日 23時