【銀魂】劇場版 メイド拾いました 〜紅桜篇〜

第百十九話 ページ22

部屋で痛みに苦しんでいる岡田のところに


高杉「よォ、お苦しみのところ失礼するぜ。お前のお客さんだ」


高杉がやって来た


高杉「色々、派手にやってくれたらしいな。おかげで幕府とやりあう前に面倒な連中とやりあわなきゃならねぇようだ………桂、殺ったらしいな。おまけに銀時ともやり合ったとか」


岡田「………昔の同志が簡単にやられちまって哀しんでいるのか。それとも……」


続きを言おうとした次の瞬間、刀どうしがぶつかる音が響いた


高杉「ほォ、随分と立派な腕が生えたじゃねぇか。仲良くやってるようで安心したよ。文字通り、一心同体ってやつか」


そう言うと刀を片付ける


高杉「さっさと片付けてこい。アレ全部潰してきたら今回の件は不問にしてやらァ。それから、二度と俺たちを同志なんて呼び方するんじゃねェ。そんな甘っちょろいモンじゃねぇんだよ俺達は。次言ったら紅桜ごとブッた斬るぜ」


岡田「(今のは本気で斬るつもりだったね)」









さっきから、船が爆音と共に揺れる


『な、何事ですか！？』


河上「もう始まったでござるか………A、お主はここで待っていろ。少し外の様子を見てくる」


『そんな、危ないですよ。私も行きます』


河上「その姿で走れるでござるか？拙者もお主を守れるか分からない。この部屋ならまだ安心であろう」


『そうですね……では、部屋で待ってます』


そう言って出ていき、また一人になってしまった


『早く万事屋に帰りたいなぁ』


部屋の端に座り、高杉様か河上様が帰ってくるのを待っているとまた船が大きく揺れ、爆風で窓ガラスが割れてしまった


『きゃっ、ガラスの破片が飛んできた……！』


そのせいで脚を少し切ってしまった


『ここじゃ危ない……どこか違う部屋に逃げよう』


部屋から出て、どこか安全な場所を探す。すると、


？「ッ、ウッ…………ゼェ、ゼェ」


どこからか苦しそうな声が聞こえてきた。その声を辿り、部屋を覗いてみるとそこには苦しそうにうずくまる男の人がいた


『あの、大丈夫ですか？』


その人に手を差し伸べる。だが、突然後ろに現れたのが悪かったのか


岡田「ッ！！」


突然の事に私は壁に打ちつけられてしまい、そのまま意識を失ってしまった

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ラッキーキャラクター

坂田銀時

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