第百十三話 ページ16
お妙「オイ、どこ行くんだ?」
そーっとトイレに行こうとするが、髪を掴まれる
銀時「イダダダダ!いや、ちょっとオシッコ」
お妙「ココにしろ、ここで」
そう言って取り出したのはペットボトルだった。そんなことできるかと思っていると、
ピンポーン
インターホンが鳴った。お妙がドアを開けると鉄矢の妹、鉄子がいた
お妙「何の御用で?」
鉄子「あの、あれ………」
お妙「あのォ、銀さんなら今は」
銀時「ここにいるぜ………おー、入れや。来ると思ってたぜ」
武市「こっぴどくやられたものですね。紅桜を勝手に持ち出し、さらにそれ程の深手を負わされ逃げ帰ってくるとは………腹を切る覚悟はできていますよね」
岡田「片手切り落とされても、コイツを持ち帰ってきた勤勉さを評価してもらいたいもんだよ。コイツにもいい経験になったと思うんだがねェ」
来島「アンタの最近の身勝手ぶりは目に余るものがあるッス。しかも晋助様を刺激するような奴ばかり狙って………アンタ、自分が強くなったとでも思ってんスか?それは全て紅桜の……」
と言いかけた次の瞬間、岡田から伸びてきた触手がまた子の首を絞めた
岡田「おっと、悪く思わないでくれ。最近はすっかり侵食が進んでいるようでね、もう俺の身体を自分のものだと思ってるらしい。俺への言動は気をつけた方がいい」
そう言うとまた子を振り落とす
来島「ゲホッ!ゲホッ!」
武市「岡田さんあなた……」
岡田「どうにも邪魔でねェ。俺達ァ、高杉とこの腐った国でひと暴れしてやろうと集まった輩だ。言わば伝説になろうとしてるわけじゃないかィ。それをいつまでも後ろでキラキラとねェ………目障りなんだよ」
そう言う岡田の目には怒りに満ち溢れていた
岡田「あの人の隣にいるのは、もう奴らじゃない。俺達なんだ!」
銀時「本当のこと話しに来てくれたんだろ。この期に及んで妖刀なんて言い方でごまかすのはナシだぜ。ありゃなんだ?誰がつくった、あの化け物」
鉄子「………紅桜とは父が打った紅桜を雛形につくられた対戦艦用機械機動兵器。「電魄」と呼ばれる人工知能を有し、使用者に寄生することでその身体をも操る。戦闘の経緯をデータ化し、学習を積むことでその能力を向上させていく………まさに生きた刀。あんなもんをつくれるのは江戸に一人しかいない」
頭を下げ、
鉄子「頼む。兄者を止めてくれ」
そうお願いされたのだった
ラッキーキャラクター
坂田銀時
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スカイ(プロフ) - コメントありがとうございます!いい作品が作れるように頑張ります(^∀^)ゞ (2021年5月29日 15時) (レス) id: e7477f0e8b (このIDを非表示/違反報告)
白百合(プロフ) - アニメ的には2期の序盤って感じでしたよね?それなら私的には「芙蓉編」、タマさん登場回をリクエストさせて頂きます!!よかったらよろしくお願いします!!!これからも応援してます!! (2021年5月29日 13時) (レス) id: e2ef563d81 (このIDを非表示/違反報告)
龍 - 面白い展開になってきましたね!続きが楽しみです!河上万斉との絡みお願いしたいです! (2021年4月6日 7時) (レス) id: 532a2a29eb (このIDを非表示/違反報告)
ぐれむりん。(プロフ) - 神威カッコ良すぎやしやせん…?続き待ってます… (2021年4月6日 0時) (レス) id: ed6dd285e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スカイ | 作成日時:2021年4月3日 23時