【銀魂】劇場版 メイド拾いました 〜紅桜篇〜

第百八話 ページ11

天人「それでは結婚式を行います。健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、妻を愛することを誓いますか？」


阿呆「もちろんだとも」


『………………』


もう結婚式は始まっていて、たくさんの天人がいた。こんな汚いところで結婚式を行うなんて有り得ねぇ


神威「あ、Aいた！((小声」


高杉「……なんでAは嫌がらねぇんだよ((小声」


荷物の後ろからその光景を見ていた二人。なぜAが嫌がらないのか謎だった


天人「それでは、指輪の交換を」


阿呆「手を出せ、これは特性の指輪だ」


『…………………』


Aは何も言わず手を出す


神威「ッ！！あの指輪はダメだよ！」


高杉「あ、なんでだ？」


神威「あれは人形指輪。名前の通り、付けたら一生その人のお人形さんになるんだよ」


高杉「なるほどな…………そいつはいけねェ」


そう言うとシンスケは懐から小刀を取り出し、それを指輪に向けて投げた


神威「シンスケ！？なにしてn高杉「さァ、祭りの幕開けだ」………こりゃ、最高だネ(黒笑)」


小刀は指輪に当たり、何処かに飛んでいった


阿呆「だ、誰だァ！？」


高杉「俺に決まってんだろ、アホ提督」


阿呆「高杉ィ！貴様ァァァ！！」


するとまた小刀が飛んできて、阿呆提督の頬を掠めた


神威「俺もいるヨ〜アホ提督」


阿呆「か、神威！貴様には待機してろと命令したはずだ。それを破るとは何のマネだ！」


神威「もう俺はお前の命令には従わない。俺は俺の決めた道を行く。だからこれも俺が決めたことだ」


阿呆「なにアホなことを言ってんだ貴様！」


神威「アホはアンタだろ、アホ提督？」


高杉「という訳だ。アホ提督、悪ィがAは返してもらうぜ」


阿呆「人のことをアホアホ言いやがって！そうはさせぬ！オイ、お前ら殺れェ！！」


天人ども「うおおおおおお！！」


会場が混乱している今なら逃げられる


阿呆「よし、この間に私らは逃げr神威「逃がす訳ないじゃん」ヒィィィ！！」


神威「…………Aになにしたの？」


阿呆「何もしてない！この娘は私と結婚したいと言ったから、仕方なくだな………」


神威「嘘言うなヨ。それじゃ、なんでAは泣いてんの？」


阿呆「は？何を言って……」


見てみるとAの目からは涙が流れていた


『…………さま……？』

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ラッキーキャラクター

坂田銀時

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