第四話 ページ5
?「うーす、どうもー万事屋でぇす」
社長「あぁ、お前が万事屋か」
?「そうっす。いやぁー、にしてもでけぇビルですね。そちらのメイドさんは専属なんすか?」
社長「まぁな、この世の金は俺の物みたいなもんだからな。メイドも俺だけの専属メイドだ。おい、挨拶しろ」
『はい。私、桜海 Aと申します。以後お見知りおきを』
?「おう、綺麗なメイドさんだな」
き、綺麗?私が?
?「あ、これ俺の名刺です」
社長「万事屋銀ちゃん、坂田銀時さん。それで、今回の依頼は…………」
銀時「なるほどぉ……いいっすよ。その依頼受けましょうか」
社長「助かるわ。報酬は弾んでやるから、せいぜい頑張ってくれよ」
銀時「報酬弾んでくれるって言ったからね?やっぱ無しとか言うなよ!?」
社長「あ、それとこのメイドも一緒に連れて行け。場所の案内をしてくれるから。な?」
『はい、かしこまりました。坂田銀時様、今日はよろしくお願いします』
銀時「おう、よろしくなAちゃん」
これから起こることは誰にも予想できないだろう
ビルを出て、街を歩いていた。街に出たのは何年ぶりだろうか。太陽の光がとても眩しく見える
銀時「なぁ、Aちゃんはいつからあの社長のメイドさんだったんだ?」
前を歩く銀時様がそう問いかけてきた
『あまり覚えてないのですが、小さい頃からです』
銀時「そっか、小さい頃から偉いな。俺だったらぜってぇ出来ねぇよ」
『全然偉くないですよ。私なんて誰も必要とされてないのに、ご主人様は私を必要としてくれる。だから私の生きる意味はご主人様に仕えることなんです』
銀時「……そんなことねぇよ」
『え?』
私は思いがけない言葉に思わず拍子抜けした声を出してしまった
銀時「お前を必要とする人はこの世界に必ずいる。だからそんなに自分を下に見るんじゃねぇよ。本当ならこんな可愛いメイドさん、俺が貰ってやりたいくらいなんだけどな」
そう言うと後ろを振り返り、私と目を合わせた。私はどういう顔をしていいか分からず目を逸らした
『そんなこと、初めて言われました。小さい頃に親を亡くして右も左も分からない私を社長が拾ってくれたお陰で私はここまで来れました』
銀時「そうだったのか」
『けれど、社長の本当の顔を知ってしまったんです。それが………』
その続きを言おうとしたら、突然
ドカァァァァン
目の前のビルが爆発した
ラッキー☆キャラ
坂田銀時
263人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
えりまんぎゃろ - すごくおもろいです!!更新楽しみにしてます! (2021年1月20日 0時) (レス) id: 8f639943b8 (このIDを非表示/違反報告)
ミウラ(プロフ) - すごく面白いです!更新楽しみにしてます (2021年1月15日 6時) (レス) id: ab0043eae3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:スカイ | 作成日時:2020年12月24日 18時