第十三話 ページ14
『そう言えば、前に桜海会社に夜兎族のお方が仕事の件について話をしに来られた時がありましたね。その時に神楽様と似た方がいらっしゃったような………』
神楽「ッ!?そいつ名前はなんて言うアルか?」
『確か「神威」とおっしゃっていました』
神楽「………それ、私の兄貴ネ」
『お兄様でしたか!神威様は社長を無視してずっと私に話しかけてましたね』
銀時「お兄さんらしいな。それで神威とはどんな話をしてたんだ?」
『大したことではないのですが……』
〜回想シーン〜
仕事の話をしに来たはずの神威様は、社長を無視してずっと私に声をかけてきた。
神威「お姉さん名前はなんて言うの?」
『私は桜海Aと申します………えっと神威様、ご主人様の話をお聞きになられた方がよろしいんじゃないでしょうか?』
神威「あんなジジィの話を聞いたってつまんないし、それになんかあの顔見てるとムカつくんだよね。殺したくなるヨ」
すごい悪口を言っているが社長は電話に出ていて、こちらの会話は聞こえていないみたいだ
『えっ、殺さないでくださいよ』
神威「それにAさ、なんでアイツをご主人様呼びするの?あんなのがご主人でいいワケ?」
『ご主人様は命の恩人なので………』
神威「ふーん。それじゃあ俺がAを助けたら、俺がご主人様だよね?」
『そ、それはどういうことですか?』
すると神威様は私に顔を近づけ、耳元で
神威「ここでの生活、正直嫌なんじゃないの?アンタの目には光がないよ」
『そんなことないですよ。ご主人様にお仕えできて私はとても光栄です』
神威「嘘だね。アンタはそんなこと、これっぽっちも思ってない。過去に何があったかなんて知らないけど、俺ならアンタを助けられるよ…………どうする?」
『……………神威様、私を助けt』
社長「おいA!!この話はもう終わりだ。早く追い出して、仕事の続きでもしろ」
『は、はい……かしこまりました』
神威「ありゃー、俺は邪魔者扱い?酷いね社長さん」
社長「お前が話を聞かねぇからだろ!もう帰れ!」
あぁ、逃げれるチャンスだったのにな
神威「分かったよー。A、いつか俺がアンタを迎えにくる。その時まで我慢できる?」
『はい!私、待ってますね』
神威「それじゃあまたね、A」
そう言って神威様は窓ガラスを割って出ていった
〜回想シーン終わり〜
ラッキー☆キャラ
坂田銀時
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えりまんぎゃろ - すごくおもろいです!!更新楽しみにしてます! (2021年1月20日 0時) (レス) id: 8f639943b8 (このIDを非表示/違反報告)
ミウラ(プロフ) - すごく面白いです!更新楽しみにしてます (2021年1月15日 6時) (レス) id: ab0043eae3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スカイ | 作成日時:2020年12月24日 18時