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第十二話 ページ13

料理の練習で野菜を切っていた時、


『痛っ!ち、血が出てきちゃった!』


慣れない作業で指が切れてしまった。そんな時に社長が来た。見られたら何を言われるか分からないので隠そうとするが、傷口が深いのか血が止まらない


社長「……なんだ、包丁で指でも切ったか?」


まな板に着いた血を見て言う社長


『痛いよぉ……う、うわぁぁん!!』


私は痛みに耐えらず泣き出してしまった。そんな私に社長は、


社長「うるせぇ!そんなことで泣くなァ!」


そう言って私の髪を引っ張る


『ご、ごめんなさい!もう泣かないので、許してください!ごめんなさいごめんなさい!』




よぎった記憶は、昔の嫌な記憶だった


『ご、ごめんなさい!私が役立たずのメイドでごめんなさい、ごめんなさい!』


銀時「おい、大丈夫かA!神楽ァ!絆創膏持ってきてくれ!」


『ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……』


ダメだ、パニックを起こしてやがる


銀時「大丈夫だ。俺はお前を役立たずのメイドだなんて思ったことねぇよ。だから落ち着け」


Aを優しく抱きしめ、背中をさする


『はぁ、はぁ……すみません銀時様。取り乱してしまいました』


銀時「いや、気にすんな。嫌なことでも思い出しちまったか?大丈夫だ。俺は絶対にお前を捨てねぇ」


『ありがとうございます銀時様………あの、もう少しだけこのままでもいいですか?』


銀時「いいぜ。落ち着くまで俺も待ってるから」



そんな光景を遠くから見ていた新八と神楽


新八「今はそっとしておこうか」


神楽「そうアルな。落ち着いたら私が絆創膏を貼ってあげるアル!」





『遅くなってすみませんでした。今日の夕食です』


そう言って運ばれてきたのは大きな鍋に入ったすき焼きだった


新八「すき焼きなんて久しぶりだなぁ……ってオラァ!この肉は僕のだァァァ!!」


神楽「全部、私のアルゥゥゥ!!」


銀時「いーや、俺のモンだァァァ!!」


『お肉ならまだまだ沢山あるので、皆さん喧嘩しないでください!』


皆で仲良く(?)食べる夕食は、とても美味しかった


神楽「もうお腹いっぱいヨ」


新八「ほんと、こんなに食べたのはいつぶりか」


銀時「たまには贅沢も悪かねぇな……」


『皆さん、凄い食べっぷりですね。あんなにあった鍋も、綺麗に食べ終わってしまうなんて』


新八「まぁ、神楽ちゃんは夜兎なのでね」


その言葉を聞いて、私は思い出したことがあった

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ラッキー☆キャラ

坂田銀時


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設定タグ:銀魂 , 逆ハー , 愛され   
作品ジャンル:アニメ
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えりまんぎゃろ - すごくおもろいです!!更新楽しみにしてます! (2021年1月20日 0時) (レス) id: 8f639943b8 (このIDを非表示/違反報告)
ミウラ(プロフ) - すごく面白いです!更新楽しみにしてます (2021年1月15日 6時) (レス) id: ab0043eae3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スカイ | 作成日時:2020年12月24日 18時

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