第十一話 ページ12
あまり外に出たことがなく、お買い物をしようにも場所が分からなかった。なので今回は皆さんに教えてもらおうと思い、着いてきてもらったのだ
新八「着きましたよ。お買い物にも付き合うので持ってきて欲しい食材があれば言ってください」
『そんな悪いですよ。これはメイドの仕事ですから』
神楽「今日の仕事は休みネ!だから、皆で買い物するアル!」
銀時「そうだな、これはご主人命令だ」
『か、かしこまりました。それでは新八様は、春菊としいたけと長ネギを。それと新八様が食べたい物とか持ってきてください』
新八「え?いいんですか?」
『はい。新八様のお好きな物を私は知らないので、ご自分でお選び下さい』
新八「ありがとうございます!」
『神楽様は、焼き豆腐としらたきを…あと、酢昆布も買ってもいいですよ』
神楽「え?私もアルか?」
『お好きなんですよね。神楽様は食べ盛りの時期でしょうし。沢山持ってきてください』
神楽「ひゃっほーい!!」
『銀時様は牛肩ロースとみりんといちご牛乳をお願いします』
銀時「い、いちご牛乳!?料理にでも使うのか?」
『いえ、銀時様がお好きだろうと思いまして』
銀時「なんで知ってんだ?教えたか俺?」
『なんでって、それはゴミ箱にいちご牛乳のパックがたくさん捨ててあるのを見たからですよ。甘党なんですね銀時様は』
銀時「糖分王に俺はなる!!」
『ふふっ、その夢を私は応援しますよ』
銀時「それは嬉しいんだけどよ〜医者に糖分摂りすぎって言われてあんまり甘いもんが食えねぇんだよ」
『え、そうなんですか?それではやめた方がいいですね。糖尿病にでもなったら困りますし』
銀時「いや、最近糖分不足だからよ。その……」
『……私は買い物の続きをしないといけません。なので、銀時様が何を買うか見ている暇がありません』
忙しい、忙しいと言いながら、Aは何処かへ行ってしまった
銀時「俺のメイドさん、優しすぎるだろ……」
ポツリと呟いたその言葉は、周りの客の声でかき消された
無事に買い物を終わらせ、家に帰り夕食の準備をしていた。こんなに楽しいお買い物は生まれて初めてだったので気分も上がっていたのだろう
『痛っ……指を切ってしまいました』
絆創膏を探していると、
銀時「A、ちょっと聞きてェことが……って、指から血が出てるじゃねェか!」
その瞬間、脳裏に何かがよぎった
ラッキー☆キャラ
坂田銀時
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えりまんぎゃろ - すごくおもろいです!!更新楽しみにしてます! (2021年1月20日 0時) (レス) id: 8f639943b8 (このIDを非表示/違反報告)
ミウラ(プロフ) - すごく面白いです!更新楽しみにしてます (2021年1月15日 6時) (レス) id: ab0043eae3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スカイ | 作成日時:2020年12月24日 18時