一日転職篇 第三十三話 ページ34
『今日は一日よろしくお願いしますね!』
一同「うおォォォォォォ!!!」
近藤「なんでこうなったんだ?」
土方「それは俺が説明する」
ある日、万事屋にインターホンが鳴り響いた
『はい、どちら様でしょうか?』
土方「土方だ。前、花見をした時にお願いした事を覚えてるか?」
『一日だけ真選組の局長になるという話ですか?』
土方「そうだ。急に来てわりぃんだが、今日は大丈夫そうか?」
『大丈夫ですよ。依頼も来なくて暇でしたので』
土方「んじゃ、行くか」
背後で万事屋の声が聞こえた気がしたが、気にせずAの手を引いて歩き出した
近藤「そうだったんだな!……え?そんな話いつしてた?全然知らなかったんだけど」
沖田「近藤さん、ずっと姐さんのこと見てたから聞いてなかったんじゃないですかィ?」
土方「このままじゃ、真選組の印象はダダ下がりだ。それを止める為にAを呼んだ」
近藤「確かに真選組も今じゃ税金泥棒なんて言われ始めてるしな」
沖田「ここはAの力を借りないと真選組もやっていけやせんぜ」
土方「そういう訳だ。今日はよろしく頼むぜ」
『はい!この隊服を貰ったからには、真選組の好感度を上げてみせますよ!』
実は今日の日のためにわざわざ隊服を作ってくれたらしいのだ。これはご期待に添えないといけない
『私はなにをすればよろしいのでしょうか?』
土方「んじゃ、普段通りに見回りに行くか」
『はい!』
モブ1「それじゃあ、俺と一緒に行きませんか?」
モブ2「いや、ここは俺と一緒に!」
モブ3「いやいや!そこは俺だよ!」
隊士達の喧嘩が始まってしまった。すると、
『皆様!喧嘩はおやめ下さい。仲良くしないと真選組の印象は下がってしまいますよ』
ド正論を言ったAに、皆して動きを止め
モブ1「そうだな。俺らは何やってたんだろ」
モブ2「よし、全員で見回りに行くか!」
全員が一致団結した
沖田「もしかして近藤さんより言うこと聞いてくれるんじゃないんですかィ?」
近藤「そ、そんなことはないはずだ!」
『それでは皆様で見回りに行きましょう!』
一同「「はぁーい!!」」
沖田「俺も行きやすね。……いやぁ、やっぱ局長はAしかいないでさァ。さすがですねィ」
近藤「……………」
土方「近藤さん、ハンカチやるよ」
こんな感じで私の真選組局長体験が始まった
ラッキー☆キャラ
坂田銀時
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えりまんぎゃろ - すごくおもろいです!!更新楽しみにしてます! (2021年1月20日 0時) (レス) id: 8f639943b8 (このIDを非表示/違反報告)
ミウラ(プロフ) - すごく面白いです!更新楽しみにしてます (2021年1月15日 6時) (レス) id: ab0043eae3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スカイ | 作成日時:2020年12月24日 18時