人間なんて、信じない (ページ10)

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10話ページ10

私達は学校を出て外に行ったのだが・・・

大「う、嘘だ・・・ろ？」

外も沢山の人々が血を流し倒れていた・・・

かなりひどい光景だった・・・

『っ・・・』

私はよく分からないが涙が出てきた。

おかしい・・・私は矛盾している

私は人間が嫌いになってしまったあいつら・・・

私の事をいじめた奴らのせいで・・・

口でも人間が嫌いだって言ってるのに

何でこんなにも悲しくなるのだろう・・・

結局私は口だけだったのかな？

もう・・・分からないな・・・

Y「ーちゃん・・・Aちゃん！」

『！・・・あっ・・・何？』

大「大丈夫かよ？さっきから呼んでたんだけど？」

『あ、うん！大丈夫だよ』

・・・そうだ家は・・・家族は無事なんだろうか？

『・・・私・・・』

大「えっ？」

Y「どうしたの？」

『家見てくる！』

私は2人の返事を聞かないまま家へと走って行った

『ハァハァ』

走ってきたから2分で着いた

信号はついていなかったからそのまま走ったのだ

ガチャ

ガチャ

私は２つの鍵を開けた

鍵が掛かってるから無事だと思った

？「A！！！」

『っ⁉』

私はいきなり名前を呼ばれ抱きつかれた

『・・・お姉ちゃん・・・？』

姉「うん、良かった無事だったんだね」

『お姉ちゃんも無事だったんだ良かった』

姉「・・・」

『お母さんと、お父さんは？』

姉「いるよ」

母「良かった無事だったのね」

父「良かった本当に良かった」

『私もだよ・・・良かったみんな無事で』

『そういえば2人の家とか家族は大丈夫かな？』