生徒会との恋愛事情

なな。 ページ10

〜放課後〜

『終わったぁっ…』

ん〜っと伸びをする。

結局今日は友達できなかったなぁ…。
それどころか女子に嫌われてた…。

まぁ急に来たヤツが
クラスのイケメンと仲良かったら
嫉妬もするよね。申し訳無い…。

さて、帰ろっと。

水「あ、Aもう帰るの〜??」

『ひゃっ!?う、うん、そろそろ
帰ろうかな〜って思ってたところだよ』

突然声をかけられたので
変な声が出てしまった。恥ずかしい。

そこでりうらくんとしょうくんも
やって来て

赤「Aは部活入んないの？」

『まだなにがあるかわかんなくて…』

そういえば先生から色々説明されたけど
部活については話されなかったな。

紫「僕たちが案内したろか？」

『えっ…いいの？』

水「もちろん〜！」

お言葉に甘えようかな((

『お、おねがいします！』

紫「はいよ〜」

赤「運動系から紹介してこっか」

運動系は外で行われているため、
グラウンドへと４人で向かう。

その最中で、ふと気になった事を
聞いてみた。

『みんなは部活とか入ってないの？』

赤「りうらは入ってないな〜」

水「僕も〜それより家でゲームしてたい」

紫「僕も帰宅部〜」

へぇ〜、そうなんだ。意外。
特にりうらくんとか入ってそうなのに。

赤「あ、でも」

んぇ??

赤「おれら３人とも生徒会所属だよ」

へ？嘘!?

水×紫「まぁね〜」

と、いむくんとしょうくん。

すごい…!!
紫「まぁほとんどないちゃんと
まろちゃんに仕事押し付けとるから
あんま活動してないけどな〜」

赤「りうらはちゃんとしてるよ!?」

水「僕だって！」

紫「いやwいむくんはしてないやろw」

水「そんなことないし！僕だって
歌い手の活d…んん゛っ」

んぇ？歌い手？まぁ気のせいかな？

ちらりとしょうくんを見ると
額に汗をかいていた。

え？今熱くないのに…風邪？

りうらくんの方も見てみたら
汗をかいていた。

りうらくんも!?今全然暑くないのに！
もしかしたら生徒会で風邪が
流行してるのかも…。

少し心配しながらも、
３人に着々と案内を進めてもらった。

〜部活案内終わり〜

赤「１日で終われたね〜。
A、部活どれか入る？」

『うーん、紹介してくれたのに
申し訳ないんだけど、やっぱり
部活には入らないかも…。』

入ったところで、飽き性な私のことだ。
きっとすぐに辞めるだろう。
そんな中途半端にするくらいなら
最初から部活には入らない。

水「ねね、生徒会に入らない？」

『へ??』

紫「それええやん！」

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