満月と嘘 (ページ25)

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戦力外。ページ25

sakuranbo.side

そんなこんなで夜が明けた。

仁はまだ信じきっちゃってるらしく、ワーギャーメールで五月蝿いっての。

電話帳から消し去ってやろうかこいつ。

お、しゆからメール。

「そろそろ種明かししていいか？」

いや種明かしって、マジックか。
意味は伝わるけどさー。

「どうぞご勝手に。」

これでいいか。

うわ！
もう返事来たし！
文字打つの早いんだよなこいつ。

「じゃあいっとくー！ってか私昨日もう１つ嘘ついたんだー。」

何ですと。

誰に？

あ、返信した方が早いか。

うお、もう来た！

「明希に。明希、滅茶苦茶傷ついてた。」

は！？

明希って、私のだいーじな親友！！！

何してくれとんねーん！

まあ、いいか。

きっとしゆも真剣なんだよ。

てか私、１つも嘘ついてないんだが。

私だけ！！？？

わ、そろそろ真剣に考えないと！

siyu.side

明希に。

嘘ついちゃった！！！

でもさ、嘘つく相手が居なくてさ。

いつもの男子とかだったらどんなにひどい嘘ついても跳ね返されそうだし。

ごめんよ！明希！

zin.side

うあーーー！！

なんでぇ、恥ずかしい写真がぁーー！

ピコン！

ふぇ？

あ、しゆからだ！

「めんご。さっきの、嘘(笑)」

ぬわぁんですとぉおおおあいうおおおおおお！

信じてバカだった。

「ちなみに、私、もう一個嘘ついたよぅ！」

誰によ。

「明希にぃ！」

はぃい！？

さくらんぼ、よく怒らなかったね！！

「お前は誰に嘘ついたの？」

あ、えとね。

まつもっちゃん！

(何と！ここで話が繋がります！しゆの作ったたまさんの日記に登場するりくくんが仁の友達に！？知らない方は…http://uranai.nosv.org/u.php/novel/06220524/から！)

ずっと親友だったけど、絶交ってメールを送っちゃった。

まつもっちゃぁあん！！！！

「マジで！？あんたもやるな！」

ピコン！

おん？

しゆ、また送ってきたのか？

ありゃ？

さくらんぼだ。

「嘘、ついた。それに、三回も。」

ぬわぁんだってぇええええおううええええええ
ピーーーーー…

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ごめんなさい。

昨日のうちに、終わらせようとしていたこの小説ですが、色々あり更新できない状態に…。

出来れば９月中にやる予定です(*´∇｀)

それでは、しゆを呼んできまぁーっす！