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死。 ページ15

siyu,side

さくらんぼが喉を刺した。
何故だろうか、感傷的にならなかった

唯、今感じているのは血の匂いだけだ。

体が動いた。

さくらんぼに寄りそい、さくらんぼの顔にビンタ。

そしてさくらんぼの耳元で
「お前生きてんだろ?」

さくらんぼの体がピクリと動く。
ほら、死ぬわけない。
だって死ねないからね。

さっきのメール読んでなかったしね。さくらんぼは

「なんで分かったの?」

さくらんぼが起き上がる。

「なんとなく、さくらんぼは死なないと思ったから」

「そっか。しゆには騙せないか。って、仁さん。なに泣いてんの?」

「べ、別に泣いてないし!!!!」

強がる仁。
素直に認めれば早く済むのに。
仁とさくらんぼの言い合いが始まる。

付き合ってらんないわ。

私はその場を去った。

zin,side

あ、あれ?
俺勝手に涙が

本心で泣いたのか、偽りで泣いたのか分からなかった。

あのメールが届いてから俺ら三人には「死」という言葉がとても近くに感じた。


どうして俺らが死ぬ羽目になったのか...分からない。


この世は分からないことばかりだ。
それだから成り立っているのかもしれない。
それすらも分からない。

結局は俺ら全員誰かに支配されてる。
どれだけ努力しても支配者に勝てない。

あ、しゆがどっか行った。
前から一人でも平気な奴と思ってた、でも案外危なっかしい奴だ。

一人で横断歩道渡ってる時も車に跳ねられる寸前で避けるし。
ほんと見てて冷や冷やする。

「ちょっと聞いてる!?」

俺の耳元にさくらんぼの声が響いた。

ビックリした俺は
「ひゃ、ひゃい!!!!!?」

うわ変な声出た....

「なにそれ変な声〜〜〜〜〜wwwwwww」

すっごい笑ってる...
失礼な奴!!!!!!!

そっから俺とさくらんぼの取っ組み合いが始まった。


そして夜が明けた。
---------------------------------------------
次よろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

幻覚。→←運命。



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さくらんぼ(プロフ) - #しゆさん» さーせんm(._.)m (2019年8月30日 19時) (レス) id: 348661b31a (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - 続編出ました!「三日月の噂」と調べてみてくださいね! (2019年8月26日 17時) (レス) id: 348661b31a (このIDを非表示/違反報告)
#4U。(プロフ) - ゆき太郎(´∀`)さん» 是非!ネタが思いつけば笑 (2018年12月19日 19時) (レス) id: 985855d98e (このIDを非表示/違反報告)
ゆき太郎(´∀`) - おもしろいです…!もっと書いて欲しいです笑 (2018年12月19日 17時) (レス) id: 92714bfce9 (このIDを非表示/違反報告)
#しゆ(プロフ) - yuriさん» うれし過ぎて泣きそうですw (2018年10月4日 21時) (レス) id: 985855d98e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さくらんぼ&しゆ x他1人 | 作成日時:2018年9月5日 21時

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