くだらない恋愛相談 ページ2
蛍side
『ぁぁああ……ぅう……』
今日もまたAが唸り始めた…Aを塵歌壺に招待してからずっとこの調子だ。
ま、まさか、放浪者と隣の部屋にしたからまずかったのかな…?
良かれと思ってやっちゃったんだけど…
「ど、どうしちゃったんだA」
パイモンが心配そうにAに聞く。
『パイモーン………!あのっ、あのね…?』
Aから聞いた話をまとめるとこうだ。
放浪者はまず、自分のことを意識してないと思い意識してもらおうとナヒーダに相談した。
うん……根本的なところから間違ってる……いや、それはいいとして、
ナヒーダに相談したところ、
「言葉でうまく好きと言えないのでしょう?
だったら行動で示せばいいじゃない。行動は…そうね、抱きついてみたり?」
と言われたらしい。
そして放浪者に抱きついたのは良かったが、
恥ずかしすぎて、腕をパッと離して
『あっ、ぇと……わっ、私……えっと……
…わ、私は君程度の生命体に抱きついてあげたんだ!か、感謝しておくといい、よ…ば、ばーか!!』
と小学生のしそうな煽りをして逃げてしまったらしい。
途中からはパイモンも呆れていた……。うん、誰だって呆れるよ…。
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わわわわわ(プロフ) - うわぁてぇてぇ!!最初のお互いの心情がもうてえてえ (1月7日 21時) (レス) id: 9c9d4f1707 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アホでバカなヲタク | 作成日時:2024年1月7日 20時