悪役令嬢は生きのびたい！【d】 (ページ48)

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好感度44 ページ48

shp「…幸せ？なんか重いっすね。」

『まぁまぁ、たまにはこういう話も良いでしょ！』

shp「それは俺にとっての幸せを教えろって言う意味ですか？」

『んーまぁそんな感じかなぁ』

shp「俺……俺にとっての幸せ……」

ーーーshp視点

俺は顎に手を当て考える仕草をした。

…ワイにとっての幸せ…？？？そりゃ、Aが居れば十分に幸せやし、まぁあわよくば花婿にでもしてくれれば凄く嬉しいんやけど……なんやろなぁ…

……でもやっぱAが側に居てくれればええな、うん。

shp「俺は…Aお嬢が側に居てくれれば幸せですよ。」

『そっかぁ……』

Aはどこか遠くを見つめてる。…まさか誰かに虐げられてるんか？だとしたら徹底的にやらんとだけど……

shp「…何かあったんですか？」

『ううん、特に何も、なんか気になっちゃったってだけ！』

shp「そうですか…」

shp「…あ」

腕時計を見ると、そろそろ下に向かわなくてはならない時間だった。

shp「そろそろ行かないとっすね。じゃ、また」

Aと離れなきゃ行けないのは少々名残惜しいが、仕方ない。

『うん、がんばってね』

shp「ありがとうございます、失礼します。」

ﾊﾞﾀﾝ

あー…

shp「やっぱ好きだな……」

下を向きながら消え入るような声で呟いた。

A視点

『ふぅ……』

なんとか終わった……

心臓はバクバクと鳴っており、かなり不安だった。

『…ちょっとだけ……』

…やはり睡眠には勝てないようだ。

〜〜〜

神「やっほー！！」

『うわ！！』

やっぱり出てきた！神(笑)！！

神「んー、今の所元気そうだね！」

『ま、まぁ』

紙「……でも最初より大分落ちついてるね。まるで人が変わってるみたい！イリュージョン☆」

今はこの人のテンションについていけない……割とマジで……

『……』

神「…なんかごめん」

神「まぁイリュージョンはともかく、今はゆっくり休んだ方がいいよ！おやすみ！」

『…何が言いたかったんだ…』

その言葉と共に、私は眠りについた。

あれ？もしかして寝てる時が1番安全で幸せだったりする？
ーーーー

？「＿＿？」

ぼんやりと声が聞こえてくる。

『……うーーん』

？「＿＿！！＿！」

でも誰か分からないな……誰だろう…？

？「…＿＿！＿！」

zm「Aー！！起きてやー！！」

聞き覚えのある声…あ！ゾムだ！！え？ちょっと待って飛び込んで来てr
『ちょっと待ってゾム今起きた！』
どうやら止めるには1歩遅かったようだ