昼休み ページ11
｢A、A起きて。
もう4時間目終わっちゃったよ。｣
｢…んぇ…？もう…？｣
むーくんが私の目の前に来て
体をゆさぶってきた。
｢お弁当持ってきたの？｣
｢んーん、購買。
メロンパン買ってくる…｣
半分寝た状態のままメロンパンを
買いに行った。
・
｢メロンパン美味しい…｣
朝もメロンパン食べたけど。
自分の席に座って食べる。
他の子は階段とか屋上とかで
食べてる子もいるけど。
｢A、これだけでいいの？｣
むーくんが目の前に来て言う。
その手にはカツサンドが握られていた。
｢うん、お腹いっぱいなるよ。｣
｢Aちゃーん！
お昼ご飯一緒に食べよー！｣
その声の方を見ると、
禰豆子ちゃんが手を振っていた。
｢あ、禰豆子ちゃん！
むーくん私行ってくるね！｣
｢うん、バイバイ。｣
｢禰豆子ちゃん！どこでパン食べる？｣
｢屋上で食べたいなぁ。｣
いつも通り禰豆子ちゃんは
屋上を選んだ。
お兄さんと会えるかもだから、らしい。
仲がいい兄弟だなぁといつも思う。
｢わかった、行こ！｣
・
｢わ、人多いねー。
今日はお兄さん居ないね？｣
｢本当だ。まぁいいや、
あそこで食べよう？｣
そう言って指さしたのは
ベンチだった。
｢うん、そうしよ！｣
そして、私たちは腰掛けた。
｢…ねえ、Aちゃん。｣
｢どうしたの？｣
｢時透くんと前から仲良かったの？
王子役と姫役なだけにしては
距離が近いというか…｣
あれ、禰豆子ちゃんには
話してなかったっけ。
｢私、時透くんの幼なじみなんだ。
あんまり言ってないけど。｣
｢へー！だから仲良いんだ。
でもあんまり一緒にいるイメージ
湧かないね。｣
｢まぁ、そうだろうね。
小5くらいから私が離れて
いっちゃったから。｣
そういうと禰豆子ちゃんは
顔を俯かせてこう言った。
｢…なんで離れちゃったか
聞いても大丈夫？｣
｢そんな深刻そうな顔しなくても。
普通に教えるよ。｣
そして私はゆっくりと話し始めた。
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前の作品が初めから人気が出てしまって
それに感覚が麻痺してる…
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すみれ。(プロフ) - 名無し戦隊さん» 名無し戦隊さん、ありがとうございます！テストも終わったのでそろそろ更新していこうと思ってます！返信遅れてごめんなさい… (2021年11月30日 21時) (
レス) id: 32ccc8a882 (このIDを非表示/違反報告)
名無し戦隊 - 何回も読みました！続きが楽しみです。更新がんばって下さい!応援してます (2021年11月28日 14時) (レス) @page23 id: cdaa405a79 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ。(プロフ) - こんさん» こんさん、ありがとうございます！一気読み！ありがとうございます。更新頑張ります！ (2021年11月20日 22時) (レス) id: d26d96fde9 (このIDを非表示/違反報告)
こん - 初めまして！本日一気読みさせていただきました！面白すぎて時間を忘れて読んじゃいました！応援してます！更新頑張ってください！ (2021年11月20日 17時) (レス) @page23 id: 9c4199c2cb (このIDを非表示/違反報告)
すみれ。(プロフ) - 彩さん» 彩さんありがとうございます！好きって言ってくれてとても嬉しいです！頑張りま〜す！ (2021年11月4日 21時) (レス) id: d26d96fde9 (このIDを非表示/違反報告)
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