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二「白服さん、俺、生理が来るの…」


 白「うん…。」


  相槌を打つ声が震える。


 二「隠してごめん…」


  二番君は下を向いて俺と目を合わせてくれない。


 二「気持ち悪いでしょ…男なのに、めせもあ。から、事務所から追い出したければ
  追い出していいよ…こんな奴と一緒に居たくないでしょ…。」


 白「どうしてそんなこと言うの!俺たちの事そんなに薄情だと思ってたの!!!!?」


  大声を出してしまってから我に返る。


 白「…っ!」


  俺を見上げる二番君の目には、溢れんばかりの涙がたまっていた。


 白「ごめんっ…!」


  俯く二番君の目から涙が落ちる。


  その儚げであまりにも弱々しい姿を見て思わず抱きしめる。


 二「白服さん…!?」


 白「ごめんね、大きい声出して…色々大変な思いさせちゃったよね。

  ほんとに、頼りなくてごめんね、」


  二番君を抱きしめる力を強くすると廊下が少しうるさくなった事に気付く。


 気「ごめん…!おそくなt…ごめん何も見ない!」


  俺達の状況を一番先頭で入ってきたぷんちゃんが勘違いして病室を出て行こうとする。



 二「ぷんちゃん、勘違いしないで」


  するとぷんちゃんの後ろから来たとみたんがくる。


 と「あ!白服さんが俺のにばんくん泣かしてる!!!」


  そう言ってとみたんが激突してくる。


 二「グフッ…!」


 と「ああ!大丈夫にばんくん??」


 二「とみたけのせいで大丈夫じゃないし俺はお前のじゃねえ」


  みんなが来てから心なしか二番君の表情が明るくなった気がしてホッとする。


 野「それで煎じはどうして倒れたんだ?」


 白「二番君、」


 二「大丈夫、俺が言う…」

終わり←*



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悠磨 - 本当ですか?!嬉しいです! (2019年4月24日 7時) (レス) id: 6cf727f3e5 (このIDを非表示/違反報告)
hisui. - 悠磨 さん返信遅くなり申し訳ありません。ちょこぼのCPゆじぱんともう一組迷っていたのでこぬたくにしようかなっと思います!リクエストありがとうございます! (2019年3月20日 12時) (レス) id: 8bd858b33c (このIDを非表示/違反報告)
悠磨 - BLのこぬたくバージョンっていけますかー? (2019年2月23日 23時) (レス) id: 6cf727f3e5 (このIDを非表示/違反報告)
hisui. - 悠磨さん、ディーラーの続き出しますね!いつも読んでいただきありがとうございます! (2019年2月17日 18時) (レス) id: 8bd858b33c (このIDを非表示/違反報告)
悠磨 - ディーラー系ももっと読みたいです!笑 (2019年2月17日 13時) (レス) id: 6cf727f3e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:hisui. | 作成日時:2018年9月8日 22時

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