大切なもの:いち ページ3
サラサラ、と心地よい音が静かな部屋に響く。
音の発生源は黒く艶の入った美しい万年筆。丁寧に手入れされているのがひと目でわかる。
その万年筆を紙の上へと滑らせるのは、赤い瞳とマフラーが特徴的な男性。酷く濃い隈が目の下に出来ている。
心地よい音と共に時間は過ぎて行く。
暫く時間が経ち、ｺﾄﾘ、と硬い机に万年筆が置かれる。
時計は午前1時半を指している。
「ふぅ…ようやく終わったわ…あのカバ先生のおかげで予定より相当遅くなってしもうた………やけどスルスル書類が消えて行くんはこの万年筆のおかげでやな…いつもありがとうな」
と男性…否、トントンは呟き、質の良さげな布を箱から取り出すと、慣れた手つきで万年筆を拭いていく。艶の輝きが更に増す。
静かな部屋。トントンは万年筆をｺﾄﾘと机に置き、布団に入り込み、寝息を立て始めた。
美しい、満月の夜。
窓から満月の光が机に注がれる。
ｶﾀﾘ、机の上から音がする。
机にあったはずの万年筆は消えている。その代わり、和服を着た青年が満月を見つめながら微笑んでいた。
__満月の夜。恩返しをしたいと強く望む付喪神はそこに姿を表す__
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意味不明過ぎませんかせんぱぁい…
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カフェーin(プロフ) - ツナマヨサラダさん» ド、ドンピシャですか…！？お褒めの言葉ありがとうございます…！本当にそのような言葉を頂く事がとても嬉しいです…！自分ペースでいいと言われて凄く安心(？)しました…！本当にありがとうございます…！！これからも亀更新で宜しければ是非お読みください…！！ (2017年10月14日 22時) (
レス) id: da121e9005 (このIDを非表示/違反報告)
ツナマヨサラダ(プロフ) - コメント失礼いたします。とても面白く夢主の設定も好みドンピシャです。更新は自分のペースでいいんですよ。やらなくては、とゆう使命感でやっていてもあまり気分が乗らないでしょう？あ、更新しよ、とゆう自分の気持ちでやるのが一番いいんです。長文失礼いたしました (2017年10月13日 21時) (レス) id: ffa5097b7c (このIDを非表示/違反報告)
カフェーin(プロフ) - 雨ノ宮心音さん» はい、了解です、積極的に教えて行くようにします^^ (2017年7月8日 5時) (レス) id: da121e9005 (このIDを非表示/違反報告)
雨ノ宮心音(プロフ) - カフェーinさん» いえいえ！最近二次創作なのにオリジナルフラグを外してない作品が多いので、できたら声かけお願いします(^o^)他のユーザーさんもやってますし(^o^) (2017年7月6日 21時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)
カフェーin(プロフ) - 忠告ありがとうございます。完璧に見落としていました。即座に外させて頂きました、ありがとうございます。 (2017年7月6日 20時) (レス) id: da121e9005 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カフェーin | 作成日時：2017年7月1日 23時
