02 ページ7
私の名前を呼んだ男性が捕まえようと腕を伸ばしてくる
咄嗟にスタンガンを投げると
｢いたあぁ"あ"っ！｣と情けない声を上げていたので私はそのまま走った
駅まで全速力で走り人混みの中に紛れてそのまま帰りの電車に乗り込んだ
しまった、それより先に警察に連絡だろう
人生で初めて不審者に出会った私、何故だか助けを求めるという初歩の初歩を忘れて人に頼るということをしなかった。
スマホをポケットから出し電源を入れる。まてよ、もうここは電車の中、こんな所で連絡なんかしたらいい迷惑か
『……降りてからで、いっか』
・
・
・
約１時間ほど電車に揺られやっと自分の降りる駅に着く、何事も無かった様に降りて行く人の流れに沿って自分も外に向かう
ここから歩きで帰るのはもうだるいなぁ
『あ、電話…しないと』
スマホを取り出して電源をつけ電話番号を打つためにダイヤルをタップする110番…でいいんだよな？
｢あの…すんません｣
『は、はい！』
何も悪いことはしていないのにサッとスマホを隠し声を掛けられた方に振り向く
そこには今朝同じ電車に乗っていたあの私服の男の人が立っていた
『あ…、あー、朝何時も同じ席にいる』
｢！、そ、そうです！そうです！いやぁ〜覚えててくれてたんですか｣
『えぇ、朝何時もお見掛けしますし』
｢いやぁ〜流石Aちゃんやわァ〜｣
『いやいやそんなぁ〜、それでなんでこんな所に…？』
あれ待てよ？
｢あ、そうそう、今日な｣
私ってこの人と話したことは一度もないのに
｢Aちゃんにお礼が言いたくてな｣
なんで私の名前
ばちっ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 905人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あやや - 更新停止…!?マジかぁまぁ気長に待っとるからな頑張れやぁ！ (2019年6月22日 9時) (
レス) id: 58a14b1452 (このIDを非表示/違反報告)
イズ - 神小説です！！更新待ってます！(*´ー｀*)頑張って下さい！(о´∀`о)エミさんも後々出ると聞いて嬉しいです！ (2019年2月14日 8時) (レス) id: 5a3c11b6be (このIDを非表示/違反報告)
ｳｪﾉﾙｸ(プロフ) - ながつきさん» ありがとうございますm(_ _)mエミさんは出ます！まだスタンバイ状態なので少々お待ち下さい (2018年11月1日 20時) (レス) id: 12f1f24c40 (このIDを非表示/違反報告)
ｳｪﾉﾙｸ(プロフ) - ボカロが好きなきなこさん» コメントありがとうございますm(_ _)m頑張ります(○´ω`) (2018年11月1日 20時) (レス) id: 12f1f24c40 (このIDを非表示/違反報告)
ながつき(プロフ) - これは神作品を見つけてしまったのでは!?続き楽しみです！あと、emさんも出せたら出して欲しいです! (2018年10月29日 0時) (レス) id: 8a7f5d1921 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ｳｪﾉﾙｸ | 作成日時：2018年10月11日 12時
