些細な違和感 ページ29
マーリン「あたた……久し振りの運動は堪えるねぇ。」
立香「お疲れ様!マーリン、王様!」
マーリン「怪我とかはしていないかい?マスター。」
立香「オベロンがしっかり守ってくれたから全然大丈夫!」
オベロン「うん、ちゃんと守ったよ。」
朗らかに微笑みながら二人をすり抜けて向かってくるエネミーを一瞬で仕留めるオベロンマジで格好良かった。
しかも時折俺の服についた砂埃とか払ってくれる。もう好き…。
賢王「……あのエネミー。」
立香「え?」
賢王「些か違和感を感じた。
具体的に言えば、そうだな……アレからは魔力とは似ても似つかぬ異質な気配を纏っていた。」
マーリン「あぁ、そういえばそうだったね。」
立香「うーん……ダ・ヴィンチちゃん、何か分かる?」
ダ・ヴィンチ【それなんだけど……少し観測してみたらね、分かった事がいくつかあるんだよ。】
立香「本当!?」
ダ・ヴィンチ【おや、天才を疑うのかい?
……まぁ、冗談はここまでにして。
あれは何者かに生み出されたモノだ。
そして同じものが既にそこら辺に大量にわいてるかもしれないから、十分に注意してくれたまえ。】
えっ、じゃあさっきの凄いドロドロしてそうな謎の生物がまた襲ってくるかもしれないって事?
想像して顔が青くなった俺を、オベロンが頭を撫でる事で慰めてくれた。
オベロンニキ格好いい……好き……抱いて…。
オベロン「さて、取り敢えず此処から離れようか。
いつまでも留まるのは得策ではない。」
マーリン「オベロンの言う通りだ。
そろそろ敵も集まってきそうだしね。」
賢王「さっさと行くぞ、雑種。」
立香「あ、うん!」
一旦休息を取れる場所に行くため、俺達は足早にその場を離れた。
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こし餡の信者 - めろん(。・ω・。)ぱんさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます!!そのコメントだけでご飯三杯いけます← 近々続編も出しますので、宜しければそちらも宜しくお願い致します! (2019年6月24日 6時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
めろん(。・ω・。)ぱん(プロフ) - とっても面白かったです!更新待ってます! (2019年6月22日 12時) (レス) id: 5a20f4b02f (このIDを非表示/違反報告)
こし餡の信者 - かなとさん» あああああああすみません!!外すの忘れてました…!教えてくださりありがとうございます!本当にすみません! (2019年5月20日 9時) (レス) id: 68e7808bec (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 作品を作る前にまずルールをご理解下さい (2019年5月20日 5時) (レス) id: 6ffb43edd5 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月20日 5時) (レス) id: 6ffb43edd5 (このIDを非表示/違反報告)
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