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〜sgi side〜
生配信終わり、一旦家に帰ったのはいいものの、
どうしても、炭酸ジュースが飲みたくなって、
コンビニへ向かうことにした。
まだまだ暑い時期、急に飲みたくなることは
しばしばある。
Aのマンションの前を通っていつものコンビニ。
また次に飲みたくなったときに買いにくるの面倒だし
多めに買っとこうと5本ほど選んでレジに並んだ。
少し並んで会計を済ませて店を出ると
2人並んで歩くカップルが目に入った。
…？
俺がカップルと見間違えたのは
ふくらとAだった。
そう見えたってことは
もうそういう関係ってこと…？
しかも2人して笑い合って楽しそうにして。
「で、２人で何してんの？」
「ご飯食べた帰りです。
わざわざふくらさんが送ってくださって。」
「結構、遅くなっちゃったからさ。」
ふくらが一緒にメシに行きそうなやつらは
配信終わった後、俺と同じタイミングで
みんな帰ったし
こんな風に送るってことは
きっと２人で行ったんだろうなって
大人で勘のいい俺はすぐ察しがついた。
「え？みんなでメシ行ったの？俺も、誘ってよー。」
でも、口から出たのは如何にも子供っぽい
とぼけた言葉だった。
案の定、Aは気まずそうにして目線を逸らした。
すぐ顔に出るんだから。
「あ、いや、２人で行ってた。」
ふくらからの言葉は真っ直ぐ俺に刺さった。
というか、ふくらが刺しにきたと言った方が
正しいのかもしれない。
昨日の夜の一件もそう。
お酒も入ってたし
どっちも感情が高まってたのは間違いないが
その感情は嘘ではなくて。
いつもの俺なら「まさかデート！？」とか
軽くいじったりするんだと思うが
結局その場で2人の関係を
面白おかしく囃し立てることはせず
すっと帰路に着くように促した。
2人と軽い挨拶を交わして自分も家に戻る。
どさっとソファに座り、
さっき買った炭酸ジュースの蓋を開ける。
炭酸の泡が喉を刺して痛い。
でもそれより今はふくらに刺された言葉が痛い。
仕事にプライベートは持ち込まないタイプではあるが
明日からどうしようかと傷口をさする。
まあ、どうしようかと悩んだところで
自分の気持ちに蓋ができる自信はないから
普段通り心のままに過ごすしかないのだが…
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00kohaku00(プロフ) - おれんじじゅーす。さん» こちらこそ、リクエストありがとうございました。ko考察第２弾も考えてます！お楽しみに。 (8月2日 2時) (
レス) @page6 id: dd8212c960 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじじゅーす。(プロフ) - koちゃん視点面白かったです！！リク応えて下さってありがとうございます😭 (8月2日 1時) (レス) @page7 id: 7f991e8d5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀 | 作成日時：2023年7月26日 7時
