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須貝さんの高校の後輩
ふくらさんと河村さんと同い年
約半年前に転職
要領はあまり良くない、方向音痴
〜you side〜
ふくらさんからご飯に誘われた。
河村さんも、と誘ったけど予定があるらしく結局２人になった。
２人でご飯は初めてで、どこかそわそわする。
ふくらさんは、仕事があるから
早めにオフィスを出た私は近くで時間を潰すことにした。
最終的にたどり着いたのはオフィス近くのカフェ。
配信があると言っていたので、
それまで食べに行くところでも調べておこうかな。
お肉食べれるところで…近場で…
人とご飯行くために下調べなんて久しぶりだ。
そんなことを考えながら３件ほど選んだけど
優柔不断な私は選びきれないから
ふくらさんに選んでもらおう。
もしふくらさんがいいお店知ってたらそこでいいし。
ふと時計を見ると生配信が始まる時間。
イヤホンを耳につけて、配信を見る。
いつも近くで聞く声がスマホから流れてくるのが
とても不思議な感じだがこれが彼らの職業だ。
閲覧者数やコメントを見るとすごい数の人が
この人たちを応援していることが分かる。
半年前までは１ｍｍも知らなかった世界。
「ばいばーい。」
「さよならー。」
配信が終わる。
「配信お疲れ様でした。おもしろかったです。」
ふくらさんのところに連絡を入れてしばらく待つ。
色々話したり打ち合わせしたりもあるだろう。
すると、思いのほか早く返ってきたメッセージ。
位置情報と共に自分の居場所を送ってまた待つ。
ふくらさんも方向音痴みたいだけど
さすがにここは分かるよね…？
メッセージを送った時間から順当な時間に
ふくらさんはカフェに来た。
向かうお店を決めて、方向音痴２人で歩き出す。
案の定、周辺をぐるぐる回ることになったけど、
まだ比較的すんなりお店を見つけられたと思う。
半個室のようなところに通され、メニューを見る。
「うわー、うまそー。」
「ですねー。」
ふたり黙って、メニューを眺める。
「…Aさん、決まった？」
「…いや、ふくらさんは？」
「これと、これで迷ってるんだよね。」
私は２つどころか全然絞れてなかったのをいいことに
ふくらさんの選択に乗ることにした。
「じゃあ、私こっち頼むので、少し食べます？」
「え？ほんとに、じゃあこっちにしよ。」
店員さんを呼んで注文し、グラスに入った水を飲んで
注文の品が来るのを待つ。
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00kohaku00(プロフ) - おれんじじゅーす。さん» こちらこそ、リクエストありがとうございました。ko考察第２弾も考えてます！お楽しみに。 (8月2日 2時) (
レス) @page6 id: dd8212c960 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじじゅーす。(プロフ) - koちゃん視点面白かったです！！リク応えて下さってありがとうございます😭 (8月2日 1時) (レス) @page7 id: 7f991e8d5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀 | 作成日時：2023年7月26日 7時
