紫スピネルの忘れ物 (ページ6)

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５、協力者ページ6

会議終了後、蜂屋を呼び出した

蘭「さっき言っていた協力者の女って誰？」
蜂「クラブcherryの現№１の女です。姐さんがムショを出て唯一可愛がっていた妹分です」
竜「素性は？調べてあるのか？」
蜂「７年前にお二人がスクラップにした両親の娘だそうです」

なんてこった、まさか過去に俺たちが接触したことのあるやつだったか…

蜂「その子なりに調べてたみたいですよ、幹部ではなく、俺に接触を試みましたし、色々と頂きましたから」

そういうと蜂屋がポケットからあるものを取り出し渡してきた

蜂「クラブcherryの横領やらのデータと姐さんが大事にしていたものです」

その手にあるのはUSBが３本と姫さんが大将とお揃いでつけていたピアス、、
そして俺たちも知らない２対のリングがチェーンに通っているもの

蜂「その子、本名を『井戸杏奈』というのですが、姐さんからそれを受け取った際に、

　「多分悪い予感が当たる、その時にコレを壊されたりしたくないから
　変わりに持っていてほしい。そしてあいつらに渡してほしい」

　そう託されたそうです。」

受け取ったものはしっかりと姫さんのもので、リングの内側には
２人だけのものだと分かるイニシャル、それから宝石がはめ込まれていた

蘭「…その女は無条件にこれを渡してきたのか」
蜂「１つだけ条件として、姐さんに会いたい、と」
竜「妹分なら殺すわけにのいかねぇな」

やることは１つ

蘭「まぁ、まずは姫様を奪還してからだな」

待っててくれよ、姫さん

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　 ☆人物紹介☆
　蜂屋祐介ﾊﾁﾔﾕｳｽｹ
・灰谷兄弟がカリスマ兄弟と名を馳せだした時から側にいる
・とにかく二人が第一な忠犬ハチ公
・潜入のエキスパート
・表示→ 蜂「」

　井戸杏奈ｲﾄﾞｱﾝﾅ
・月島の妹分で現役のキャバ嬢で店のNO.１
・両親はともにクズで借金のかたとは言え、
　あの環境から抜け出す切っ掛けとなった灰谷兄弟には感謝してる
・彼らの腹心である蜂屋に自ら協力を申し出た
・表示→ 杏「」