色事 LXVII ページ24
腕を強く掴まれているので、顔を顰めてしまう。
そんな時、大好きな声が鼓膜を刺激した。
その声に、この合コン男は一瞬ひよってしまったからか、腕を掴む強さが緩んだが、また再度強く固く掴まれた。
｢お、おぉ？誰だテメェ……｣
｢岩瀬ちゃんの知り合いか……？｣
蘭｢うん♡そりゃあ知らない人なんて俺、助けねぇし｣
竜胆｢Aの腕、離せよ｣
名前で呼んでくれた。
今、最悪な状況なのにも関わらず私は嬉しみの感情が込み上げている。
ドクン、ドクン
胸の鼓動が速くなる。
これは恐怖からかと言われればまた、違う。
灰谷兄が近づいてくる。
｢お、おい……ヤンのか？｣
蘭｢いーよー？テメェの脳、ブチかましてやるよ｣
彼の手には、黒く艶のある銃が持たれていた。
本物……？それとも偽物？
その区別さえ私には出来ない。
が、もしこれが本物の銃だとしたら
確実にこの男は普通の人間では無い事が分かる。
それはきっと、弟の方もそうだ。
兄の持っている銃を見て、驚きもしないんだから。
いや、それなら尚更偽物説が浮かび上がるな。
蘭｢おい、ヤルんだろ？｣
竜胆｢逃げんなよ、ダッセェ〜｣
｢……す、っすみ、すみませんでした！！｣
｢すみませんでした！！｣
そう言って彼らはどこかへ走り去って行った。
自分の腕を見てみると、掴まれていた部分だけが赤くなり始めていた。
うざ。
蘭｢竜胆、後で……な｣
竜胆｢分かってる｣
そんな話をコソコソとしていたが、聞こえていますよ、だなんて言えるわけが無い。
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きー子(プロフ) - ねこさん» 分かりにくくて申し訳ないです💦ねこ様の推測通り大人の遊びというやつです🙄 (2021年12月23日 19時) (
レス) id: 6b814512c9 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - お姉さんが双子と一夜を過ごしたとか、双子がお姉さんの方に興味ありげだったのがもやもやしちゃいます💦双方大人の遊びだったと言う事でしょうか?? (2021年12月22日 21時) (レス) id: 137636c3ba (このIDを非表示/違反報告)
きー子(プロフ) - 推しが尊いお米さん» コメントありがとうございます😭素晴らしいお話が作れたのは、推しが尊いお米 様含めて、皆様のおかげです！こちらこそありがとうございました☺ (2021年12月20日 7時) (レス) id: 6b814512c9 (このIDを非表示/違反報告)
きー子(プロフ) - ❄Snow moon🌙さん» 毎度コメントありがと😊完結したし番外編出しちゃおっかな…？(笑) 最後までこの作品にお付き合い頂きありがとうございました！ (2021年12月20日 7時) (レス) id: 6b814512c9 (このIDを非表示/違反報告)
きー子(プロフ) - 梅原裕さん» コメントありがとうございます✨最高な作品だなんて嬉しすぎます😳こちらこそ、この作品に目を通して下さりありがとうございました！ (2021年12月20日 7時) (レス) id: 6b814512c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きーちゅあ。 | 作成日時：2021年11月14日 3時
