＿８５ ページ41
．
A『…あ、と…花垣！』
私はこの日を持って決めた事がある。
花垣｢…どうしました？｣
A『…東京卍會 壱番隊に加入したい。お前の志に胸を打たれた』
勿論ココとイヌピーの次に、だけどな。
イヌピー｢…A！？｣
A『どうか私も戦わせて』
イヌピーも花垣も目を見開きながら驚いている。
が、返事はいくら待ってもない。
A『…ダメか？』
花垣の大きな瞳を一直線に見つめながらそう言った。
花垣｢…いやっ…、でもこれからが一番荒れる時なんスよ？
女性に戦わせる事なんて＿＿｣
A『覚悟してくれと、お前が言ったじゃんか』
いくらそれが黒龍としての話だったとしても関係ない。
イヌピー｢…A…、オレもお前には戦って欲しくない。
お願いだ、早い段階で諦めてくれ｣
二人して私の加入を認めてくれない。
女性はか弱くて脆い。
そう二人は思ってるんだろうね。
でも諦めきれない理由があるんだ。
A『…まだ言ってないんだよ…』
ぼそぼそと独り言のように呟いていく。
二人は耳を傾けた。
私はもう、東京卍會としての存在じゃないと、
A『……ココに…好きって……言ってない、…か、ら』
彼に会えない気がした。
私はいつの間にか頬に熱を帯びていた。
もはや溶けてしまうのではないかと思う程に。
イヌピー｢…っおま…っ！｣
花垣｢…へ、あ……Aさ、え…？？｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 302人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きー子(プロフ) - カフネさん» またまたコメントありがとうございます😭これからも面白いと思えるような作品作りに励みます！ (2022年2月13日 22時) (
レス) id: 6b814512c9 (このIDを非表示/違反報告)
カフネ - すごく読んでて引き込まれます！これからも読みます！ (2022年2月13日 11時) (レス) id: 23551a98cf (このIDを非表示/違反報告)
きー子(プロフ) - 男装女子さん» ご指摘感謝致します。ですが28話が2つあるとはどういう意味で御座いましょうか？理解が出来ず申し訳御座いません🙏💦 (2022年2月13日 1時) (レス) id: 6b814512c9 (このIDを非表示/違反報告)
男装女子 - 49話の題名が48になってて、28話が今２つある状態になってますよ！ (2022年2月13日 1時) (レス) id: 0cbda2a526 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きー子 | 作成日時：2022年2月12日 17時
