Love criminal【2】 (ページ4)

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桃 side

｢望が好きやで｣

小瀧｢やんな、ありがと｣



もうAは俺のもん。でもまだ足りひん。Aの心身共に俺のものにしたい。全部全部。俺だけ考えるようにしたい


マネ( 着きました。小瀧さん明日は8:00に迎えに来ます )

小瀧｢わかった、ありがとう｣

車から降りてすぐに例の部屋に連れていく。ずっと作ってたA専用の部屋。あるのはキングサイズのベッドとクーラー。そして大きな柱。

小瀧｢これ付けててな｣

｢ …なんで？｣

小瀧｢逃げるやろ、今の状態やったら｣

｢逃げへんよ｣

小瀧｢とりあえず完全に俺のものになるまで付けてて｣



大きな柱に括りつけてあるのは足枷が繋がった鎖。Aの心の中の“桐山照史”という存在が全て消えるまでつけてもらう

｢ねえ望｣

小瀧｢ん？｣

｢ホンマに私の事好きなん？｣

小瀧｢好きやで。この世界で一番愛してるのは俺やし俺以上にAのこと愛してる人なんかおらん｣

｢ …そっか。ありがとう｣



ここから俺の幸せなAとの暮らしが始まった

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