わからず屋 ページ50
今回はリクエストのクリプトくんです！
ではではどぞー
▒▒▒
「ねえねえクリプト」
「なんだ」
「好きって言って」
私はまだ、彼氏であるクリプトに好きと言ってもらったことは無い
付き合って結構たっているのに1度もだ
付き合う時も成り行きみたいな感じだったし、こうやって頼んでも言ってくれない
「ねえなんで言ってくれないの？」
「言わなくてもいいと思ってるからだ」
私の方も見ないで言い放つ。
私もそろそろ我慢の限界だ
「そうやって毎回毎回、本当は私の事なんて好きじゃないんでしょ」
震えてしまう声、滲み始める視界に現実を突きつけられる
「Aなんで、そんなこと言うんだ」
いつもハキハキしているクリプトの声が、今の一言だけ消え入りそうで、パッと彼を見る。
悲しそうな顔をしていた。
私はその場にいるのが辛くなり、クリプトの部屋から駆けていった。
,
,
「なんでって、わかってよ、、ばかやろう」
出ていったあと、私は1人部屋で泣いていた
わからず屋の彼のことで泣いていた
彼は、追いかけてきてはくれなかった
それが私の質問に対する答えなのだろう
「クリプトなんか、なん、か」
" 大嫌い "
なんて言えなかった。
そうすると、本当にクリプトが離れて行ってしまうように感じて
「……あほ」
また想いが募り、溢れ出していた時
、
、
コンコンと軽い音が響いた。
「A、俺だ」
私の好きな人。
「なに、よ」
「すまん、俺が悪かった、、だから話をさせてくれ」
苦しそうな声で言う
それもなんだか愛おしく感じて、扉を開けてしまう
その刹那、私の大好きな匂いに包まれる
,
,
「A、好きだ」
「へ？」
「だから、俺はAが好きだ。愛してる」
初めて囁かれる愛に戸惑う
それと同時に溢れ出る
「遅いよ、ばか」
「すまん気づかなくて」
私は彼の腕で泣きじゃくり、そのまま寝てしまっていた
クリプトはずっと私のそばにいてくれたらしい
相変わらずわからず屋な彼だが、前よりは私に 『好き』 という言葉をくれるようになった
「ねえねえクリプト」
「なんだ」
「好きって言って」
「愛してる」
「！？」
▒▒▒
どっどどどうでしょうか？
気に入っていただけると幸いです！
リクエストありがとうございましたー！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 117人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
和希(プロフ) - おうどんさん» ああああありがとうございます！英語版ライフラインのモザンビークヒアは伝説です。頑張ります！ありがとうございます！ (2020年3月1日 20時) (
レス) id: 9feaa33097 (このIDを非表示/違反報告)
おうどん(プロフ) - 好き！（挨拶）オクタンは今めちゃめちゃ好きなので、ありがとうございます！p.s.モザンビークがでた時脳内でモザンビークヒアがフラッシュバックした人は私だけではないはずだ。更新頑張って下さい。 (2020年3月1日 20時) (携帯から) (レス) id: 9e44ee148d (このIDを非表示/違反報告)
和希(プロフ) - 澪さん» ありがとうございます！オクタン私も大好きでございます。はい！頑張ります！応援ありがとうございます！ (2020年1月19日 22時) (レス) id: 9feaa33097 (このIDを非表示/違反報告)
澪(プロフ) - オクタン大好きでめちゃめちゃ夢小説探してました！！！ありがとうございます！！頑張ってくださいー！ (2020年1月19日 22時) (レス) id: 201576a179 (このIDを非表示/違反報告)
和希(プロフ) - ﾄﾞﾛｰﾝをﾖﾋﾞﾓどす！！さん» うれしいですぅぅ！いえいえ全然大丈夫ですよ！こちらこそありがとうございました！ (2019年12月30日 6時) (レス) id: 9feaa33097 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：華月 | 作成日時：2019年11月11日 0時
