【APEX】中毒者愛好

偽機質恋愛 ページ49

リクエスト頂きました！ありがとうございます

今回はパスファインダーくんです！

▒▒▒

「A、僕、君のことが好きみたい」




ばったり会ったパスファインダーにいきなり言われる
突然だし予想外だし、心臓が飛び出るほどびっくりした




「ぱ、パスファインダーどうしたのいきなり」




私がそう聞くと、自信ありげな顔をして言った





「皆のこと好きだけど、君の好きはなんか違うんだ」

「暖かくて、嬉しくて、可愛くて、愛おしくて、考えると楽しくなって、、、僕に心臓があるのなら……ドキドキしてるって言いたい感じなんだ」




つらつらとパスファインダーの感情が読まれ、不覚にも赤くなる

そんな私に息付く間も与えず言う






,





,







「君は？僕にドキドキする？」




え？と返しをしようにも息が詰まる

何故かと聞かれたら、それはこの目の前の人に抱きしめられたからだ

機械特有の無機質な冷たさにビクリと体を揺らす




「パスファインダー、やめて」


「やめない」




やめないパスファインダー。

長く、そして強く抱きしめられ続けたおかげか私の体温が移って、パスファインダーがあたかも自分から熱を出しているかのように錯覚してしまう




「ねぇ、今Aはどんな気持ち？」




パスファインダーは弟みたいな、大きい子供みたいに思っていたはずが予想外の男らしさに少しドキドキしてしまっている自分がいる




「ち、ちょっと、ドキドキしてるかも」




私が正直に、嘘を言う必要も無いので言うとあの子は




「本当？僕も今ドキドキしてるよ！…多分」




嬉しそうに胸のモニターがハートに変わる
そんな様子がなんだか可愛くてくすりと笑みが零れる




「あ、あのそろそろ離してもらっていいかな？」




かなりの時間抱きしめられている
そろそろ満足したかと思い聞いてみる






,




,






「まだ離さない、もうちょっとだけ僕のそばにいて？」




本当に今日はパスファインダーに驚かされる
どうしてこんなにもドキドキしてしまうのだろうか






「あれ？A、顔が赤いよ？大丈夫？」


「う、うるさい」


「ありがとう！僕も君が好きさ！」


「話が通じない、、」





その日からパスファインダーに引っ付かれ続けました


▒▒▒

こんな感じでしょうか？

慣れいないので変かもしれませんがお楽しみいただけたら幸いです！

リクエストありがとうございました！

わからず屋→←クリスマスプレゼント渡してみた

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す