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「梅枝、私はこれじゃと感じた御方としかなりたくないの」
嫌味ったらしく、梅枝へ言う
するとしかめっ面をしながら去っていく
「さて、今日は来てくれるか」
最後に来たのは2日前だ
初めてだ、こんなにも会いたいと感じるのは
「姐さん、お客です」
「あの方？」
「そうです」
その答えを聞き、早めに支度をする
今までも これは上客になる そういい豪華絢爛なものだったが、今回は3回目 馴染み だ
1番豪華な着物、簪、帯。自分で見ても美しいと思う
私は客の選りすぐりが酷く、今まで馴染みまで行った客はいなかった。
それでも1番でいられたのは何故か分からない
座敷へ渡る
あの人を待つ
床が軋む音
襖が開く
,
「ようこそおいでなんし」
しっかりと目を見る、初めて目を合わせる声を出す
この客の目は真っ直ぐ私を見つめていた
「今日から何が出来るんだ」
「なんでもしんなんす、ゆっくりしておくんなんし」
「じゃあ、酒でも飲もうか」
この人は私の横へ腰掛ける
少し近くへ寄り、酒をつぐ
「なんて呼べばいいんだ」
そう聞いてくる、その顔がなんだか子供のようで少し口角が上がる
「わっちは菊雪でありんす。主さんの好きにしてくんなんし」
伏し目にし、徐々に目線を上げクスリと笑いながら言う
すると何を想像したのか、坊やが春画を見た時のような顔をした
なんとも可愛らしい
「主さんの名はなんと申す？」
「ああ、俺はオクタビオだ、オクタビオ･シルバ」
「おくたびお様、でありんすか」
やはりこちらには難しい発音の名前
おくたびお、おくたびお、おくたびお
「菊雪、お前はここから出たくないのか」
なんとも拍子抜けな質問、慣れてないのもあるんだろう。
「出ても、地獄が続くだけでありんす。金魚は、水の中でしか泳げません」
「じゃあ俺が貰ってやるよ」
「嘘はいいなすんな」
嘘じゃねえ、そう言いながら私に口ずけする
嘘は言うなと言ったが身請けしてやると言われて嬉しくない者はいない。
でも男は、男の言葉は信じちゃいけない
「本当だとしても、わっちを身請けするには」
「金ならある」
信じちゃだめ、でも信じたい
この人なら大丈夫なのかも、そう思うのは女の性。
「主さん、わっちと寝てくんなんし」
「…話をそらすんじゃねぇ」
口を合わせる
首から舌を這わせる
手を取り帯を外させる
それがスイッチだったようで、私を求めだした
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和希(プロフ) - おうどんさん» ああああありがとうございます！英語版ライフラインのモザンビークヒアは伝説です。頑張ります！ありがとうございます！ (2020年3月1日 20時) (
レス) id: 9feaa33097 (このIDを非表示/違反報告)
おうどん(プロフ) - 好き！（挨拶）オクタンは今めちゃめちゃ好きなので、ありがとうございます！p.s.モザンビークがでた時脳内でモザンビークヒアがフラッシュバックした人は私だけではないはずだ。更新頑張って下さい。 (2020年3月1日 20時) (携帯から) (レス) id: 9e44ee148d (このIDを非表示/違反報告)
和希(プロフ) - 澪さん» ありがとうございます！オクタン私も大好きでございます。はい！頑張ります！応援ありがとうございます！ (2020年1月19日 22時) (レス) id: 9feaa33097 (このIDを非表示/違反報告)
澪(プロフ) - オクタン大好きでめちゃめちゃ夢小説探してました！！！ありがとうございます！！頑張ってくださいー！ (2020年1月19日 22時) (レス) id: 201576a179 (このIDを非表示/違反報告)
和希(プロフ) - ﾄﾞﾛｰﾝをﾖﾋﾞﾓどす！！さん» うれしいですぅぅ！いえいえ全然大丈夫ですよ！こちらこそありがとうございました！ (2019年12月30日 6時) (レス) id: 9feaa33097 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華月 | 作成日時：2019年11月11日 0時
