【APEX】中毒者愛好

なでなで ページ30

皆さん緊急事態です

なんとあのオクタンが

私の頭を執拗に撫でてくるのです




「お、オクタン？どうしたの？」

「んー？なんでもねーよー」




理由を聞いてもこの調子です




「Aの髪は綺麗だな」

「そ、そうかな」

「ああ」




留まるどころか褒めまくってくる

ふにゃっと笑いながら私の髪を撫でているオクタンがとてつもなく可愛く見える




「いい匂いもするぜ」

「ありが、とう」

「へへ」




本当にどうしたのだろう

いつもが甘い飴なのだとしたら今日はわたがしのようだ




「愛してるぜ、A」




私の髪にキスをする




「ちょ、ちょっとほんとにどうしたの？」




予想外の行動に顔を赤らめてしまう

オクタンはそれが好都合なのか




「可愛いぜーA」




と、余計に褒めてくる

嬉しいんだ、嬉しいんだけどオクタンの雰囲気がいつもと違うのと頻度でとても恥ずかしく感じてしまう。




「今日のAは一段と可愛い」

「もうやめてーやー」

「好きだぜ」




そんなことを言いながら私にキスをする




「なんだろう、ほんとにすっげぇ可愛い」




抱きついてくるオクタン

潰れてしまうんじゃないかと思うほどに強く




「つ、潰れるよ」

「俺になら歓迎だろ？」




調子のいいことを言いやがる







「よし！今日はAを思いっきり愛でてやる！」


「な、なんでぇ」


「覚悟しろよー」







そう言い、抱きつきながらまた私の頭を撫で始めた。

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