【APEX】中毒者愛好

得意な彼 ページ20

今日はオクタンとお酒を飲む！

明日アップデートで一日休みだから飲むことになった



「持ってきたぜー」

「いえーい！」



ビールに焼酎、ワインにカクテル。

様々な種類のお酒、飽きることはなさそうだ

だがひとつ問題がある



「先に飲んでるぜぇ」



オクタンがかなり強いのだ

それに反して私は一缶も飲めないほど弱い。

一緒に飲むと毎回潰されてしまう



「A飲まないのか？」

「だって、すぐ飲んだらさ」

「潰されるもんなー」



にたにたと笑いながら酒を飲むオクタン

でもさすがに呑まないのはダメだと思い、度数が低いお酒を手に取り飲んでいく



「それもちょっと飲ませてくれよ」



そう言い私の手からお酒をとり飲むオクタン



「ジュースじゃねぇかよこんなん」

「はぁ？ジュースじゃないもん」



なんだかもう暑い


そうかといい2缶目に手をかけるあやつ
いくらなんでも速過ぎないか



「おくらんはなんでそんなにつよいの？」

「あー？スペインだからじゃね？知らんけど、てかもう酔っ払ってねぇか？」

「まだまらよゆうよ」



呂律が回らなくなってきた
暑い、暑いよ



「おくたん、あつい、ぎゅー」

「暑いのにハグかよ」



笑いながら ほらよ と腕をあけてくれる



「わーい」



どふっと勢いよくダイブする

いい匂い、大好きな匂いだ

水飲めよ と言いながらまたもや新しいお酒に手をつける



「ほどほどにしないとおしおきするよ」

「いいぜぇーかかってこい」



おしおきする為に少しためてオクタンに襲いかかる

だがその後から意識がなくなった






「？？、A？」

「すぅ…」

「もう寝やがった、弱すぎだろ」




なんか頭が気持ちいい、なんか撫でられてるみたいな




,




「あったまいったぁ、、」


目が覚めた時は朝だった

いつの間にかベッドにいる



「おはよ、やっと起きたか」



ほら と水を渡してくる、それにありがとうと返し



「あの後、私どうなったの？」

「ああー乱れまくって、激しかったぞ」



え？乱れたってえ？



「変な想像したろ」

「し、してないよ」



そうかーといい立ち上がるオクタン



「それじゃあ、楽になるまで大人しくしてろよ」



じゃあな といって私の唇にひとつ落としていき、私の部屋から出ていく




「うう、」



テーブルの上に乗った缶を見る



「1,2……6！？あいつ、どんだけよ」



改めてオクタンの凄さを実感した1日だった

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