淡く揺れる…22話 ページ26
クーデター当日
やはりオッタビオだけは、
ヴァリアー城に残った。
僕達は各自武器を持ち、
悲しみの感情でボスについ来た。
もしかしたら、
もうこの姿を見れないのかもしれない、
もう会えないかもしれない。
そう考えると涙が視界を覆う、
まだボスと一緒にいる時間が少ない
お父さんの様なボスにすっごく尊敬している。
優しいボスにすっごく尊敬してる。
どから消えないで…
そう思いながら反乱者という名のボンゴレ部下達を
ウロボロスに喰わせてゆく。
「ぎゃぁーーーー！！！！」
「うわぁ！！」
そこしでも早く、
ボスの所に行こうと走る。
足が限界を迎えても僕は一生懸命走った、
後悔するよりこの痛みの方のまだましだ。
地下に続く道を通りボスの所まで、
行くスクアーロがいるから大丈夫と分かっているのに、どうしても行かなきゃダメという気持ちが、
自分の中に蠢いてるんだ。
やっとの事で
辿り着いた地下そこにあった光景は
「xanxus！！」
「xanxusぅうう！！」
部下と父親を守るボスの姿だった。
敵はxanxusに攻撃が当たると説明し始めた、
初代のエディションと同じものだと。
「あっあああああああ！！！！！」
「マーモン！！？」
僕は敵の心臓を幻覚のレイピアで貫ぬく
仲間が消える…
誰かが欠ける世界が来る。
幸せの終わりの世界が
ボスが少しこっちを向く
凍った手を見ながら僕に聞こえるように言う。
「俺はお前らの言う『ボス』になれたか？」
同じ声なのに
何故？
こんなに辛いの？
なんでボスの目は固く閉じてるの？
ねぇ開いてよ夕焼けみたいで綺麗な瞳を
赤く燃える瞳を
伝う涙は『幸せ』を願う心を淡く揺らした
誰もかけちゃダメなの
今日も明日も明々後日も来年も
君達と居られたならそれが一番の『幸せ』なの
だから…
「早く起きてよボスっ」
ラッキーアイテム
ペット
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 65人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「成り代わり」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レイ(プロフ) - ありがとうございます！これからも頑張って書いていきますのでよろしくお願いいたします。 (2016年6月17日 7時) (
レス) id: 25e9c2199d (このIDを非表示/違反報告)
七海(プロフ) - 番外編、可愛いかったです！これからの展開と共に楽しみにしています！ (2016年6月17日 7時) (レス) id: 51e1feb124 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - アドバイスありがとうございます！！応援もありがとうございます！！これからも地道に頑張っていくのでアドバイス等もよろしくお願いします！！ (2016年6月16日 20時) (レス) id: 25e9c2199d (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 句読点を入れるともっと読みやすくなりますよ (2016年6月16日 19時) (レス) id: 277d4e1e54 (このIDを非表示/違反報告)
礪梨瑠(プロフ) - 面白かったです後々の展開も気になります！更新頑張ってください！ (2016年6月16日 17時) (レス) id: ca2c443b70 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蛇雲 | 作成日時：2016年6月11日 15時
