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脆く蠢めく…21話 ページ25

『幹部共に連絡する今すぐ俺の部屋へ来い』

朝一番の放送、
それはとっても深刻そうなボスの声から
1日は始まった。

ボスの部屋に行く為、
寝起きの体を無理やり起こす。

あくびをしながら外に出ると、
ベルが待っていた。

「しししおはようマーモン」
「ん…おはよう」

寝ぼけてる頭を
フル回転させ、ボスの部屋へと向かう。

赤と黒の扉をギシッと開けると
眠たそうな幹部達がそこには、居た。

そんな幹部達を
いつもよりちょっと違う目で見るボスは、
どこかに行ってしまいそうで怖いものだ。

「ボンゴレ本部にクーデターを起こす」

その言葉に思わず動揺した、
勿論オッタビオもだ。

「以上だ」

僕達は一時部屋を出て、
オッタビオと2人っきりにさせた。

中から声が聞こえる。

「本当にやるんですか…クーデターなんかを…
私は反対です!!此処にはまだ未成年のベルフェゴールやマーモンも居るんですよ!?もし此処を潰されたら…」

「ハッ!怖気付いたかドカスが」

「っー…」

何かを諦めたような顔をして、
オッタビオはボスの部屋から出てきた。
それを見量習い、僕はボスの部屋に入った。

「ボス最初に謝っとくよ」

「あ?」

「僕はこの頃ボスの様子が可笑しいと思ってボスの事を探ってた…疑ってるわけじゃないけど
ボスがどっかに行っちゃう様で怖くなって…
ボスの『極秘作戦』も知っちゃった…
だけど今更僕はボスを止めるのは遅いって思ってる!!だから絶対ボスを死なせない
奪われても取り戻す!
だから…
だからっ_僕達を頼ってよ…」

そう僕はあの後…スクアーロと話した後
どこか引っかかっていたので、
独自で調べていた。

あの時ちょうどボスの日記があり、
それを読んだら『極秘作戦』のことを知ってしまった。

感情が不安定になったのか、
僕の目線は、どんどん低くなってゆく。

涙がとめど無く流れてくる、
優しく撫でてくれるボスの手がもっと悲しさを倍増させる。

「俺はちゃんと戻ってくるそれまでカス鮫と此処を死護すれよ」

いつの間にか僕の近くに居た仲間達

「「「「「Sì, è il capo」」」」」

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レイ(プロフ) - ありがとうございます!これからも頑張って書いていきますのでよろしくお願いいたします。 (2016年6月17日 7時) (レス) id: 25e9c2199d (このIDを非表示/違反報告)
七海(プロフ) - 番外編、可愛いかったです!これからの展開と共に楽しみにしています! (2016年6月17日 7時) (レス) id: 51e1feb124 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - アドバイスありがとうございます!!応援もありがとうございます!!これからも地道に頑張っていくのでアドバイス等もよろしくお願いします!! (2016年6月16日 20時) (レス) id: 25e9c2199d (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 句読点を入れるともっと読みやすくなりますよ (2016年6月16日 19時) (レス) id: 277d4e1e54 (このIDを非表示/違反報告)
礪梨瑠(プロフ) - 面白かったです後々の展開も気になります!更新頑張ってください! (2016年6月16日 17時) (レス) id: ca2c443b70 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蛇雲 | 作成日時:2016年6月11日 15時

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