【dcst】科学の世界なのに非科学的な私 (ページ5)

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「なんなんだよこれ！凄いんだよA！」

「Aも妖術使いになったのか！？！？」

『わ……わかんない』

てか、この頃からクロムは妖術使い名乗ってたんか

「まさか、Aが助かったのはこの妖術のお陰なのではないか！？」

「Aの妖術やべーーー！！」

いや本当にやべぇ

この科学の世界で本物の妖術使えてどうするんだよ！！

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あの事件があってから数ヶ月

私は5歳だ

私のこの妖術は、水と炎を操れるということに気がついた

それから、村のみんなに“妖術ショー”と題して、たまに自分の妖術を披露していた

だが、その場に水も火もない場合は無力
生成できるのではなく、あくまで“操る”に特化してるらしい

だから、そのままでは戦力外

『(妖術無しでの戦闘もできるようにならないとな…)』

てことで、ここからトレーニングを始めた

森の中を1時間走り込みや水中息止めなどをして体力を伸ばす

いつか刀が出来るため、その時のために長くて太い木の棒で素振りをする

腹筋と腕立てを毎日100回

また、妖術を使う練習もしている
一応戦闘力の内だからね

そして、一応非常事態用にクナイを作って持ち歩いている

トレーニング、妖術ショー……

そんな生活を5年間続けた

そして、5年の月日が経った