【dcst】科学の世界なのに非科学的な私

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数時間後

三人が無事で帰ってきた

「最難関素材、硫酸ゲーット！！」

…これで原作改変が起こって誰かが死んだーとかなったら…とは思ってた
本当に良かった…

「おお！ならば、ついにルリ姉の万能薬を作れる時が来たのか！？」

「いや、気が早ぇーよ。見ただろ。最初にあの万能薬までのヤベーロードマップ」

『私はその場に居合わせなかったから知らないけど…相当なんだろうなぁ、ロードマップ…』

まあ、原作で見たから知ってるけど

「ククク、そうでもねえ。これでもう、必要なもんは大体集まった！！素材が揃った今、こっからはロードマップのまだ暗いマスを一マスずつゴールまで光らせてくだけだ！今日で一気に行くぞ！怒涛のケミカルクッキングだ！唆るじゃねえか…！！」

『コントになる予感…』

ーーーーー
ーーー
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硫酸を煮込んで、塩を入れて、硫酸を蒸留？する

勉強苦手だからよく分からない

「塩酸ゲット！！」

『塩酸www』

「ちーとヤベー薬だ！目にハネたら失明すんぞ！！」

『ちょっととは？？？』


湯の花を煮込んで、塩酸に入れる

「クロロ硫酸ゲット！！」

『クロロ硫酸www』

「超ヤベー薬だ！皮膚にかけたらデロデロのゾンビになんぞ！！」


電気で塩水を分解する

「水酸化ナトリウムゲット！！」

『水酸化ナトリウムwww』

「ウルトラヤベー薬だ！ヤクザが死体溶かすのに使うぞ！！」

『誰殺す気！？てか、千空の顔怖っ！！完全に悪役の顔じゃん』

私は驚きつつ、次々出てくる危ない薬に対して笑いが止まらない

「ほう、なるほどなるほど。失明に！ゾンビに！死体を溶かす薬か、なるほどー…それを、ルリ姉に飲ます気か？？？」

「飲まねえよ！薬の調合に使うんだよ！！」

コハクちゃんと千空とクロムの顔が、完全にギャグ漫画のソレだ


「心配すんな。あとはヤバくねえ薬だ。アンモニア採りに行くぞ！」

「おぅよ！！」

『いや、危ないとヤバいは違うよ！？アンモニアの採り方なんてヤバいでしょ！？』

「あんもにあ？それはどこから採るんだ？」

「あ゛ー、知らねえ方がいい」

そう言い、千空とクロムが容器に排尿する

「アンモニアゲット！！」

『アンモニアwww』

「だから、それをルリ姉に飲ます気か？？？？？」

「だから飲まねえよ。調合に使うっつってんだろ！」

今にも殺しそうな目で二人を睨むコハクちゃん

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