【ハイキュー!!】猫、付き合い始めました【菅原孝支】

３１酔う　菅原side ページ7

『…孝支…これなに？』

Aがコーラを見ながら言った

菅「…ああそれはコーラだ…買う？」

『ん…黒い色してる…なんか面白そう』

楽しみといったふうにペットボトルを手に取る

Aは最近すごく頑張ってくれてるしこれくらいいいだろう

結「ｼﾞﾄｯ…」

菅「ああごめん結斗…お前もなんか買うか？」

結「あれ…」

結斗が指差したのはスナック菓子割と量が少ないので食べ残すこともないだろう

菅「ああコレな…」

籠に入れるとそれなりに嬉しそう笑っていて可愛い

会計を済ませて家に帰る少しぬるくなったコーラを冷蔵庫で冷やす

『だーめ…おやつの時間にね』

結「えー…今がいい」

『体に良くないの…あとでね』

結「はい…」

しょんぼりする結斗の頭をなでている

『今日友達のところに遊びに行くんでしょ？その時に持って行ったら？』

菅「結斗出かけるのか？」

『うん…午後に同じ組の子のところに』

菅「じゃあ午後はゆっくりできるな…二人で…」

『…うん///』

Aの頭をなでる

気持ちよさそうに頬を染めて喉を鳴らしている

お昼を食べた後

Aは結斗を送って帰ってきた

コーラのむってコップとペットボトルを持って二階に上がって行った

部屋で勉強しているといつ入ってきたのかAが後ろから抱きついてきた

シャンプーの香りが鼻孔をくすぐる

菅「どうしたA？」

ペンを置いて振り返るとAの様子がおかしいことに気づく

『こうしー…べんきょー?』

子供に戻ったような口調だ

頬も紅潮していて熱いような…

Aの手にはさっきのコーラが握られていて半分くらいまで量が減っている

まさかA

菅「酔ったのか？」

『う？酔ってないよぉ〜』

いや絶対に酔ってるだろ

とりあえず身動きが取れないのでAをはがそうと肩を掴むと

唇に温かい何かが…!!

Aは唇を離すとぎゅっと抱きついてくる

そう言えばAの髪ってふわふわしてて気持ちいいような…

頭に手を置いて撫でてみる

『ふにゅぅ…』

可愛らしい声で嬉しさを伝えてくる

『わたしね…こうしのことだいすきなの』

菅「…ッ///」

ふいに出てきた言葉に赤面する

コーラを一口飲む

飲み口から離れた唇に目線が向かう

『しゅきなの…らからはなれらくないの…こうしにならなにされてもいいの』

呂律が回っていない

Aの口からは次々と爆弾発言が飛び出す

『ずっといっしょにいらいの…』

菅「…っ/////」

『しゅき…しゅき…らいしゅき』

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